アユ(鮎)


   

 かつて魚沼川は鮎釣りをする人には有名で、解禁日には竿が林立していた、
 しかし昨今は疲弊した魚野川に魚影は薄いという。
 川に生息する鮎は石に付いたコケを餌として育つ為にその川の環境によって
 個体数の増減や風味に影響する。
 今の魚野川は河川改修や上流の林道工事による河川の汚れで生息数は   
 かなり減ってきていると聴く。

 シーズン前には養殖した稚鮎を大量に放流するが
 河川改修でコケの付く石が無くなった事や工事等で濁った水がコケの生育に
 著しく影響して稚鮎は太らず個体数も減る(それくらい鮎の縄張り競争は激しい)。
 最近はブラックバスを魚野川に放流した輩がいるらしく、それも原因のひとつであろうか
 鮎を始めとした従来の川魚が餌にされていると聞くが悲しいことである。

 我々が食べることができるのは釣り師が竿で釣ったものか「ヤナ」といわれる
 河川に設置した捕獲場で獲ったものである。、
 化粧塩をして炭火でじっくりと焼いたものは頭から尻尾まで全てが食べられる。
 また素焼きしたものを出し汁に浸して食するのもオツなものだ。
 最近は開いたものを日陰の風通しの良いところで干物にしたものも入手した、
 なかなかいける味わいであった。