里芋


   

 紅葉時期の終わりになると里芋が朝市に並びはじめる。
 最初は「小芋」ではなく「孫芋」のような小さなものが一山幾らで並び、
 その後に形が不ぞろいなもの、キズがついたものなどが売られる。
 「孫芋」は電子レンジで調理して炒り塩でいただき
 「小芋」は大根などと一緒に烏賊や牛スジと炊いてみた。
 いずれも魚沼産ならではの歯触りと濃厚な味である。

 生産者に聞いたら種芋はほとんどが「千葉産」であるけれども   
 この魚沼の地で育てると、あの独特のねっとりと歯に纏わりつく
 独特の味わいがでるのだと云う。
 
 所謂、山形風「イモ煮」を作るときに欠かせないのが「里芋」である。
 朝市で買い集めた「里芋」と雑木林で採ったキノコを材料に作った
 魚沼産の「イモ煮」は好評ですぐに売れてしまう。
 
 お正月料理の一品である「ノッペ汁」や「あまんだれ」と一緒になる「けんちん汁」
 我が家の秋から冬じゅう、里芋がないと困ってしまう。