月別アーカイブ: 2008年4月

萌える新緑

権現堂山に登った翌日は須原付近で山菜採り
コゴミ、ウルイ、タラの芽、コシアブラ、ウド、木の芽
量はたいしたことはないが種類は多い。
いつもは行かない破間川のほとりや山麓の小道をうろついて
今までに見なかった風景や植生をかいま見た。
いろんな樹木の芽吹きはやや赤みがかった色から
萌黄色へと移行してやがて柔らかな緑になる。
そんな斜面を見ていると限られた季節の限られた時間でしか
見ることができない風景に出会った奇遇さに感謝した。
その夜はさっそく天麩羅となったのはいうまでもない。
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<<萌黄色の斜面)>>
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<<ブナの新緑)>>
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<<食べごろサイズのタラの芽)>>

食卓を賑わす山菜

ウドとタラの芽を頂いたので手持ちのコシアブラを加え天麩羅を揚げた。
(さらに旬の新玉ねぎ、エリンギも・・・・)
コゴミのお浸し、あさづきの味噌和え、タケノコとガンモの炊き合わせ
ウドの生食、それに天麩羅。
これでビール500ccと日本酒を少々・・・・。
なんという幸福感。

里山、桜、桜・・・・

すっかり日の出が早くなって6:00には朝日が眩しく、
朝食が早くなると同時に朝の涼しい時間帯に里山詣でが始まった。
初日は朝露を蹴散らして「一本杉」へ出かけたのだが
ほぼカタクリは全盛期を終えて「イカリソウ」の蕾が膨らんでいた。
下山後は午前中に先日倒した「ナラ」の大木の後始末の為、
処理を請け負った友と現場調査をする。
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<<コブシと下権現堂山)>>
お昼は「薬師麓の桜」を愛でながらお昼を頂く、
天気も最高、気温が高くて川端の駐車スポットには車が集まってくる。
「桜吹雪」ではなく「桜舞い」が時折吹き抜ける風に優雅である。
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<<薬師神社下の桜並木>>
翌日も好天、早朝から2人で「ナラ」の始末に汗を流す。
「錦鯉」を養殖している池に半分倒れた「ナラ」をなんとか
岸に手繰り寄せて処分するわけだが「チェーン・ブロック」を2本使って
数時間かけて終わったが疲労困憊・・・・。
さて翌朝は南魚沼市にある「六万騎山」に出かけたが
すでに「カタクリ」も「桜」も最盛期を過ぎてしまって
スミレとイカリソウだけが咲き乱れれていたのが印象的。
またまた、その後は「ナラ」の後始末である。
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<<六万騎山の旬を過ぎた桜とカタクリ)>>
この数日は実によく体を動かしている。
食べるもの、飲むビールも順調に胃袋に収まって
健康であることのありがたさを感謝。

山菜シーズン到来

コゴミ畑の近くに生えている柳の葉が芽生えてきたので
様子を見にいったら早くも頭をだしものを採った。
その後は里山にブナとカタクリの写真を撮りにいったついでに
「コシアブラ」の新芽をつんできた。
これもあと数日後には多くの樹が葉を太らせそうで楽しみのひとつだ。
コゴミはサラダ感覚で茹で上げたものをオカカをかけてムシャムシャと頂き、
コシアブラとコゴミの短いものは天麩羅を揚げて「昆布塩」
この調子だとゴールデンウィークには山里はそうとうに人が入るだろうな・・・。
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<<コゴミ、コシアブラ、アケビの芽(キノメ)>>

みそ玉

昨年の初冬に入手した国産大豆(新潟産)で
「田舎味噌」造りを計画していたが
「桜の花が咲く頃」という昔からの言い伝えどおり
まさにその時期に「みそ玉」を干しあげた。
幼い頃に毎年続けられていた「手前味噌」造りは
母が病床につく頃に永遠の終わりになり、
「味噌小屋」(3年味噌まで貯蔵された味噌専門の小屋)も無くなった。
故郷を離れたあとも帰省する度に少しばかりの味噌と
タルの中を漁って「味噌漬」を手土産に再び上京した思い出がある。
持ち回りの「味噌つくりキット」(大豆を煮る大きな鍋・釜セットと大豆を粉砕するミキサー等)が
自宅に届くと釜で燃やす大きな薪を用意した(主に大木の根っこなど)。
木製の風呂ほどの大きさの釜にたっぷりの湯を沸かしてから
前日から水に浸透させたおいた大豆を入れさらに煮あげるのだが、
それが早春の風物詩になっていた。
家族総出で、煮た大豆を手動ミキサーで粉砕して「みそ玉」を作っては
縁側に並べる、荒熱がとれたら1個ずつワラで結んで軒下に下げた。
その「みそ玉」にひびが入って天然酵母が十分に付着した頃に
大豆を煮た煮汁に塩を加えた中に細かく砕いた「みそ玉」と米麹を投げ込んで終了。
記憶では1年は熟成させてから食べ始め、美味しくなるのは3年目頃だっただろう・・・。
さて今回は一昼夜、水に浸した大豆を蒸した。
やや蒸し時間不足もあったが、アツアツを寿司桶に入れて潰しては
みそ玉を作ってゆく(2升分の大豆でほぼ4時間かかった:全て1人力)。
専門書によると1週間から10日ほど外気に干せば空気中の自然の酵母が
付着するとの事である。
果たして魚沼の大気に「手前味噌」に適した天然酵母は存在するか?
ビールやドブロク、蕪菜漬け、タクアン漬け、いずれも醗酵が命であるが
日本人の魂である「味噌」こそ「チーズ」に比べても負けない醗酵食品なのだ。
夢に見た「味噌」造りはようなく具現化しつつある。
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<<おおきなオムスビ大のみそ玉>>
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<<テラスに下げたみそ玉>>

ガスの里山、明けて桜前線調査

出張帰りの友が須原の山小屋に泊まることになったので
土曜日は雨の切れ目を狙って大力山に登った。
彼の車には山の道具やスキーなどが常に搭載されている、
天候と都合さえあえば出張先やその経路で山に登ったりスキーを楽しんだりして
うらやましい生活を送っている。
大力山にはお互いにスパイク長靴とストックのみで登ったが
8合目までは雪がほとんど消えてしまっていた。
咲き始めた「ショウジョウバカマ」や「イワウチワ」などを
愛でながら登ったがさすがに冬型の気圧配置で気温は低い。
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<<ガスの中、まだ残っている雪の上を下山>>
頂上では遅い昼食を食べて早々に下山、
「駒見温泉」で汗を流したあとはNシェフに無理を言って山小屋へ
テイクアウトした「ピッザ(マルガリータ)」でビールを飲んだ。
暮れなずむ須原の残雪風景のなかで冬毛が抜け始めたキツネを見たが
この付近でのキツネの姿を見たのは初めてであった。
太い尻尾をゆらゆらとさせて荒廃した水田跡に消えた。
潤沢な薪のおかげで夜はストーブの前で燃え上がる炎を見ながら
グラスを傾けた、至極のひとときである。
明けて翌日はハッキリしない天気に「権現堂」登山は諦めて
桜前線の様子を見にドライブする事にした。
小千谷から長岡にむかうR351では川端に咲く桜に出会い、
カメラを構えて写しまくった。
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<<小千谷から長岡に向かう途中の桜スポット>>
当面の目標は「分水の花魁道中」で有名な桜並木を目指したのだが
なかなかその場所が確定できなかった。
「分水駅」を過ぎたあたりから日本海にむかう途中に桜並木は2ケ所に分かれており
いずれも老木が多くて、桜が散る前にすでに葉が出始めていた。
桜としてはR351のほうが豪華である。
道路端に車を停めて写真を撮るが、ここは「花魁道中」行列などのロケーションとして
似合っていても桜の木はやや手入れが悪くてかわいそう・・・。
再び日本海に向かいシーサイドラインの入口にあった桜が咲く公園で昼食とした。
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<<分水の桜並木>>
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<<幹に咲いた桜>>
朝食の残りで作った「おにぎり」とおしんこ、カップ麺のささやかな「お花見弁当」、
海から吹き付けるやや冷たい風にガスストーブでの湯が沸きつらく寒かったが
リンゴのデザートや挽きたての豆から点てた珈琲で楽しんだ。
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<<新調した携帯用珈琲ミルと山用のドリップ器具>>
桜前線は小千谷の手前で足踏みをしているようだ、
この魚沼の地にはこの数日中に咲き始めるだろう。
今度はゆっくりとお花見かな・・・・・

早くも薪集めです

魚沼の平場でもようやく雪解けが進み黒い土が顔を出してきたが
峠を越えた県央地区ではすっかり雪が無いとの情報を受けて
昨年の晩秋に1回通った伐採地に前回同様3人で出かけることを計画した。
初日は前回同様に軽トラック2台で向かって、まずは伐採した樹木のコロ切り
(ナラを中心とした樹木のみ目標)と斜面から林道に投げ下ろす作業に専念した。
天気が良かったせいか汗だくになりながら午前中一杯かかって概ね
太い部分のナラ、少しの山桜だけは投げ下ろす。
一日で切って道路に下ろして全部運ぼうと思っていたが
現場まで往復2時間の運搬と午前中の作業による疲労が激しく
思ったよりは量が多くて1回の往復であきらめてしまった。
さて翌日は1.5Tのトラックを山仲間から借用できたので所用のある1人を除いて
2人で軽トラと1.5Tで朝から運搬のみの目的で出かけたが
借りたトラックがあまりの重さに荷台が沈み込んで、やはり積み残してしまい
昼食後に今度は1.5Tのみで出かけてようやく終了。
(かなりの時間と労力を費やした薪運びであった)
今回の伐採情報をくれた山の友に感謝しつつ貴重な「ナラ材」を家の前に積み上げた。
他の樹木に比べたらけっこうな重量感とさすがは「広葉樹」の貫禄がある。
季節によったら「シイタケ」の菌などを埋め込んでもいいようなサイズもあったが
拙宅では貴重な「薪スト-ブ」の燃料として利用する。
さて翌月曜日は近所に住む古老に頼まれて早朝から「エンジュ」の伐採に出かけた。
彼は大工で仕事先の家で庭などでの伐採を頼まれるとその仕事を回してくる。
「エンジュ」は昔は床柱などにする銘木であるが対象の木は節が多く
かなり曲がった背の低いものでさすがに商品にはならないものだから素人に依頼したのだろう。
背は低いものの隣が雪がすっかり解けた水田と露出したガス管、小川もあって
倒す方向が30度ほどに限られた難物であった。
「エンジュ」はかなり硬い樹木で先般購入した大きなハスクで挑戦した。
立ち木は思った以上に抵抗してかなりの切れ込みを加えて、
且つ矢を3本も打ってからようやく倒れた、(ほぼ目標の角度以内に)
「ナラ」も重いけど「エンジュ」も重かった。
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ナラのコロ山にエンジュ数個