種田山頭火

山あれば山を観る
雨の日は雨を聴く
春夏秋冬
あしたもよろし
ゆうべもよろし
<種田山頭火>
このところの不順な天候にややアン・ニュイな気分になっている。
春先(芽吹きの頃)は精神を病む人が多いのは
恐らく植物の著しい成長活動から発生されるエネルギーが
影響しているのだろうと思っているのはあくまでも自説。
先般、所用があってB翁の自宅にお邪魔したら
お茶をご馳走になった折に令夫人手作りのいろんなものが
お茶受けに出されて恐縮した。
この地域の「お茶のみ」では漬物やら煮物やらがテーブルいっぱいにだされるから
どの大皿のものも少しづつ頂かないと腹がくちくなって大変だ。
帰りにあまりに美味しかった「干し柿」をお土産にとずうずうしく所望したら
「自家製タクアン」と「ウド塩漬け」も頂いた。
タクアンはさっそくその夜に食し、「ウド」は塩出ししてあったので
やはり頂き物の「根曲がり竹」の瓶詰めを開けて半分は「炒め物」そして残りは
本日「ミガキニシン」を加えて煮物を作ってみた。
仕込んでから3週間過ぎた「どぶろく」も本日初めて瓶だしをする。
今夜は「山頭火」のように鯨飲することなく気持ちは
冒頭に掲げた句のようなゆるりとした気分で
「寒の戻り」を見据えながら盃を傾けよう・・・・