月別アーカイブ: 2013年11月

11月21日は・・・・

世界の主要都市で日付変更線上最初に解禁される
ボージョレイ・ヌーボの解禁日である日本。
毎年「今年のブドウの出来は・・・」とマスコミが騒ぎ立てるが
確かにこの数年は地球規模の温暖化でフランスも暑い夏が続いたのだろう
それなりにフルーティな味わいが喉をとおりすぎてゆく。
若いワインはジュース感覚で飲むのが良いらしく
どうせ早く飲むのだから最近出回ってきたペットボトル製の
お手ごろ価格を予約しておいて買ってきた。


西武デパートのフードコートで買っておいたハンバーグを焼いて
ソースは採取した「クリタケ」をブラウン・ソースで仕立てたものを
たっぷりとかけて戴いた。
フランスパンは原信産にブルサンのクリームチーズを惜しみなく
塗りつけてガリガリやる。
野菜といえば新鮮な大根の糠みそ仕立てと蕪菜の刻み漬け、
なにやら和洋折衷であるがなかなかいける。
たまには「魚沼の民」も西洋かぶれな部分もあるのだ。

<色っぽい大根>

晴れた日は山散策へ(2)

11月19日は北陸地方の天候が不安定との予報、
でも朝から太陽が出始めてそわそわする。
晩秋の限りある晴れた日は山を歩くことが良いわけで
バナナ2本と菓子パン1ケ、熱い日本茶と水を少々ザックに入れる。
そうそう今日はあの場所へと思い特殊道具も車に入れて
いつもの里山から少しばかり離れた領域へ・・・・

昨年の情報をもとに山道を辿るとすぐに出くわした。

大きな木に驚くばかりの数のナメコが付いているので
まずは写真、そして袋を出してカッターで少しづつ採りはじめ
手の届かない場所は2段組の道具でこそぎ落としてゆく。
大きなレジ袋が一杯になったので次のポイント目指して移動、
晩秋の林は静かで先日の雪もほとんどが溶けている。
眼だけはナメコの姿を探してキョロキョロ・・・・
今度はやや幼菌に近いがやはり大木にビッシリと生えている。

これで終われば良いのだが欲が出てきてもう少し高度を稼ぐけれども
標高が上がると大きくなりすぎた物やすでに腐りが出ている木しかないので
作業は終了して早めの昼食にする。
気温はやや低いが天候は良い、風もなく紅葉が美しい。
帰り道は下を見ながら歩いていたら「クリタケ」の株を発見、
それがいろんな場所に出ていて、さすが「霜降り」と云われるほどの
季節にぴったしのキノコである。

小さなザックに入りきらず「クリタケ」は手にぶら下げて下った。
雪さえ積もらなければまだまだ楽しめそうなポイントだ。

初雪が降ったあとにこんなに良い天気が続いて
自然の恵みを授かる「魚沼の民」は嬉しくなった。
さて、どんな肴にこしらえてみようか・・・・

晴れた日は山散策へ

予想をうらぎって2日間続いた降雪が漸く止んで
朝から青空が出てきたので身支度を整えて里山へ・・・
先日採り残した「ナメコ」の採集と散策、
小さめのザックに水とカメラだけ入れて出発する。

現場では食べごろサイズの「ナメコ」が待っていたし
近くの切り株には「クリタケ」が雪の間から顔を出していた。
さっそく夜の食材に・・・・



帰り道、気温が上昇した山道になんと「赤トンボ」が飛び回っていて
雪の上で休んでいる。
あの2日間どこで避難していたのやら・・・・

初回は150個、2回目は100個、3回目は200個
いずれも採取場所と種類が異なるが恒例の「干し柿」作りが盛況。
干し魚と同じで「ソフト」タイプや「完干し」タイプを作りわけるが
個人の好みと保存方法でけっこう手間が大変である。

炭焼き体験(白炭塾)

朝日新聞の記事で紹介された魚沼市で実施される
炭焼き(白炭)体験募集に応募した。
参加者は予想を下回ったが前夜から行われた机上説明会では
丁寧に作られた炭焼き工程の資料をもとに講師役の
現役炭焼き業を営んでいるTさんが語った。
我流だといいながらも蓄積された作業内容のレビューを朴訥と語り
関東でのサラリーマン生活を経て故郷に戻ってからの
10年間の手探りの経緯に感銘するしかなかった。

金曜日の20時から福山の山奥で「座講」が行われるために
宿泊の用意もされているとの事や翌日の実習開始が6:00開始と
いう事もあってシュラフ持参で出かけた。
自宅から概ね1時間ほどかかるアプローチでもあるし
夕食(アルコールなし)を終えた後で受講したから
終了後は軽く飲んでから就寝予定でビールやワインなども持参したのだが
宿泊者はわずかに3名、それでも同じように考えていたのだろう
講習後のテーブルを囲んでミニ宴会が開始された。
会場の館長から差し入れされた手作り料理と果実酒、ドブXX・・・
話しが弾んで23時すぎまで炭焼きを含めた山の生活を語った。

広いタタミ敷きの講堂でシュラフに入っての宿泊、
5時に起きて作業服に着替える頃にはボツボツと参加者が集まってきた。

6:00、すぐ近くにある炭焼き小屋に移動して実習開始、
まずは段階的に釜に空気を入れて「蒸焼き」状態の炭材が
高温になるまで待つ間に次に釜に入れる材料の準備をする。
まずは太い丸太を「エンジン薪割り機」で割る作業が行われたが
これは自分の機械よりもリーチが長くて横置きタイプである。
この作業は慣れているので体験はパスして運搬を手伝うことにした。
ここで「朝食前」仕事が終了して会館に戻って朝食。
シンプルな1汁1菜であったが炊き立ての白米が美味くて
2杯も食べてしまった。

さて朝食後は釜の蓋をやはり段階的に崩しながら炭の状態を
見極めてゆくのだが、この時間が長い・・・
この間に先ほど割って運んだ炭材と事前に釜サイズに
切断してあるものを組合わせて針金で束にして釜の横に積み上げる
作業を行う。(次工程の準備)
徐々に崩されてゆく釜の入り口の耐火レンガの奥には
オレンジから黄金色に変化する炭材の美しさがスゴイ。

大体、1200度ほどの高温になっているとのことであるが
やがて釜の前面蓋を全て取り払って炭を出し始める。
鉤が付いた長い棒で炭が割れないように丁寧に釜の入り口まで運び
今度はクワの小型状の金具が付いた棒でまとめて取り出して、
次は「炭灰」を掛ける場所まで別の作業棒で運ぶ。

いずれの作業の後には金具の部分を水に漬けて冷ます工程が入る。
やがて全員が体験すると全体に「炭灰」をかけられた製品直前の「白炭」から
ブスブスと煙のあがるのを後にして昼食。

さて昼食はムカゴとムキタケの混ぜご飯にけんちん汁、
またまたこれが美味くて2杯もお代わり・・・・
午後は伐採現場に車で移動して、チェーンソーで立ち木を伐採する
工程の見学と運び出しのお手伝い、その後に放熱を終えた釜に
午前中に準備した「炭材」の立て込み作業があるのだが
これが最も重要な作業と思われた。

いかに隙間なく材料を釜の中に立てかけてゆくかであるが
狭い入り口、まだ熱い釜、重い生木の束・・・
3種類の道具を使って苦労して、交替で立てかけてゆくのだが
なかなか上手くゆかずに、結局4束ほど「炭材」が残ってしまった。
それが終わると入り口に乾燥した着火用の杉葉など用意して
火をつけてから「炭灰」をかけた「白炭」をふるいにかけながら
選別をして並べてゆく。

1.5立米の材料から3俵の「白炭」しか取れない現実
過酷な労働条件、製炭に適した森林の減少など問題は多いが
そこで直向に作業を続けてゆくTさんの姿に頭が下がる。
最後に出来上がった「白炭」を少しづつ頂いて「白炭塾」は解散。

夕方、その炭を使って「囲炉裏」焼き居酒屋にて行われた
「慰労会」に出席して美酒と炭焼きの肴に酔った。

ようやく晩秋の楽しみが・・・

先日、仲間内の飲み会で「ナメコ汁」が振舞われた。
素材の提供はR太郎氏でキノコ採取に関してはベテランである。
前回は「アマンダレ」が提供され「けんちん汁」を美味しく頂き、
今回は「ナメコおろし」と「なめこ汁」が実に美味くて好評。

小生は時期・場所の選定とスタートが遅れていたのだが
銀山平で「ナメコ」採りを生業にしている友人から
「ナメコ」「ヒラタケ」が届いたのでようやく目覚めた。
宴会に同席した友の情報をたより「キノコ採り」開始、
「ナメコ」は大きな木に遭遇してベストサイズを収穫した。
またゲレンデを変えて臨んだ「ナメコ採り」はボウズであったが
なんと帰り道の水辺の小さな流木に「アマンダレ」が・・・・
今年は諦めていたのが大収穫で、本日は満足した。
今宵の肴は「ヒラタケ」の料理2種、「ナメコ」の煮浸し、
「ハナビラニカワダケ」の刺身で晩秋を味わった。

黒姫山から八ケ岳山麓まで(2)

「黒姫山」から「鹿教湯温泉」までは想像以上に遠かった。
下山してからすぐに高速に乗って「上田・菅平」ICまで移動した後に
一般道で「美ヶ原高原」の近くまで走って
峠を越えたら松本市というロケーションである。

予定では途中のス-パーで食材を買って大宴会でもと思ったが
適宜なスーパーもなく結局コンビニで「おでん」や「揚げ物」などを買って
チェックインせざるを得なかった。
それでも期待した温泉はph8.1のつるつる肌になる素晴らしい湯だったし、
天気も良かったし、全てOKということで風呂上りのビールで乾杯!
自炊場で温めたお惣菜も大満足という具合で宴は続き、
酔った勢いで遠方に移住した友に電話したりしてしまった。
21:00からは本館の展望風呂が男性に開放される為
いそいそと本館に出かけて複雑な経路の廊下をぬけて入ったが
露天も展望も夜間の為に残念ながら視界が悪く残念!!


数がすくなくなった「自炊可能」な温泉宿はつまり「湯治」というシステムを
利用する人たちが少なくなったことによって衰退し、
宿そのものも高級感のある「おもてなし」を商品化することで
現象に拍車がかかったのだろうか。
今では数えるしかない「自炊可能の宿」はいずれガラパゴス状態になってしまう。
登山後の温泉宿泊という楽しみの為になんとか探して山とのセットで
利用してゆきたい。

翌日は朝風呂を浴びた後に今度は八ケ岳山麓に住居を新築して
移住の準備をしているN氏の知り合いの家を訪問するドライブにスタート。
まずは「白樺湖」まで登って「蓼科山」を眺めてから茅野市にむかう、
それから山梨県に突入して左手に「八ケ岳」右手に「南アルプス」の姿を
未ながらのロングドライブ。


「原村」付近はさすがに別荘地が開発されていて
避暑シーズンを終えた幾つもの立派な別荘が林立していた。
「八ケ岳」の南側から回り込んだ「甲斐大泉」付近にその住居があった。
回りはやはり別荘が多く、鹿などが出没する環境の閑静な土地だと云う。

新居の見学を終え、W夫人の手料理である山梨名物「ほうとう」を
4人で頂いて12:30には魚沼に帰るべく小生のみ早々に失礼した。
気持ちは一般道を走りながら晩秋の風景を楽しむつもりであって
「八ケ岳」をぐるりと廻って再び信州・佐久から小諸を経由して軽井沢に向かうが
R18は軽井沢の手前で案の定、渋滞していたので一度Uターンして
小諸方面に戻ってから「浅間山」の麓をぐるりと走ってから
再び軽井沢の別荘地をR146に抜けるべく狭い道を辿りながら
なんとか渋滞に巻きこまれないで長野原方面に出れた。
(ずいぶんとカーナビの地図が役にたつ)
そこからはいよいよ群馬県に入って吾妻渓谷の真上を新しく出来た
「八ツ場ダム」のバイパス道路を通過して中之条を経て
ようやく先が見え始めた「高山村」に抜ける「日本ロマッチク街道」に入る。
もうすっかりと陽が暮れて風景は見えないし、
疲れたので「月夜野」で高速に入ることにしてR17を一度渋川方面へ、
そして何度も利用している「月夜野」から魚沼に向かう。
上りも下りもそれなりに混雑していたが安全運転で走り
小出ICに着いたのが18:00少し過ぎ、なんと6時間近くも連続運転していた。
トイレ休憩もせず、よくもったものだ。
出発してからの走行距離が600Kを越えている。

黒姫山から八ケ岳山麓まで(1)

3連休の山旅をどうするか?
関東に住む友人からのお誘いで、
当初は群馬県の皇海山と老神温泉のセットを検討していたが
あまりにも直前の決定で宿が取れなかったことと
翌日に八ケ岳山麓まで足を延ばす計画もあったので「黒姫山」に
ターゲットを絞って自炊の宿も予約を終えた。

5:30前に自宅を出て「道の駅しなの」には8:00前に到着。
魚沼から長野方面にゆく場合に利用する十日町、津南、飯山に抜ける
R117は今年はずいぶんと利用しているから慣れたものだ。
深夜に走ってきたN氏はすでに朝食を終えていたので恒例の
コンビニで昼食を買ってから登山口まで急ぐことにする。

黒姫の山麓を巡るR36の道路沿いにあるトレイル・ヘッドには
十数台が停められる駐車スペースがあるのだがすでに満車状態、
なんとか停めて手早く準備をし、やや肌寒い空気のなか歩き始めるが
車1台が通れるほどの林道歩きは1時間ほど続く。


風が吹くたびに頭上からはサラサラと唐松の枯葉が落ちてくる。
なるほど信州は唐松の林が多いのは承知していたがあらためて観察すると
黄色に染まった風景はほとんどが植林された唐松とまばらに白樺の木が眼に留まる。
林道はやがて古池コースと合流して本格的な山道はになってきて
他の登山者の姿も前後に見ることができた。
ナラやシナノ木の枯葉が足元でカサカサと音を立てる
晩秋の登山道は程よい傾斜で高度を稼いで行く。

やがて急な登りが始まると樹相が変わってきてシラビソが多くなる。
ああ、この風景は四阿山の登り返しに似ているなと感じる。
気温が低いせいか汗はさほど出ないで給水休憩もあまりしないで
見晴らしの良い「シラタマ平」に到着する。



目前にはいずれは登る予定の「高妻山」と「戸隠山」が迫って
その後方には北アルプスの冠雪した山並みが見える。
右側に視線を移すとやはり薄っすらと雪化粧した焼山、火打山が見える。
ザックを降ろして給水していると途中でパスした若者グループ、
やや遅れていたN氏が到着する。
ここからは稜線をしばらく歩いて最後の急登を経て山頂となる。
山頂では10人ほどが寛いでいて我等も食事する場所をなんとか確保、
思ったほど風も強くなく、湯を沸かし暖かい麺類とお握り、
食後の珈琲、デザートの林檎、優雅な食事を楽しんだあとは同じ道を辿り、
新道分岐で古池経由で帰ることにした。


傾斜は緩いが長い距離の単調な歩行は疲労感が増すわけで
キノコ探しに専念したり、草木の観察に気を紛らわせた。
川を渡り、点在する幾つかの湖沼を通過して
鴨が遊ぶ大きな池を後にしてしばらく歩くとR36に出るので
今度は車道を歩いてトレイル・ヘッドに戻るのだが
紅葉観光でドライブしている車がビュンビュン走り抜けてゆく。
この様子だと今夜泊まる「鹿教湯温泉」までの移動が心配された。