今年も樵作業が始まりました

強い放射冷却のキリキリとした快晴の朝である、
「大力山詣で」には最適な日和なのだが
今日は「薪割りシンジケート」のメンバーと伐採の作業がある。
樹木が水を吸い上げる前、作業の効率化と安全性を考慮した
今の時期に倒木を行うのが常道であるからだ。
そういう意味では今年の伐採シーズンが始まった

総勢5名の還暦越えをした熟練パワーが勢ぞろいする。
現場は水路2本に挟まれた狭い斜面という非常に足場の悪い場所で
水路を跨いだ水田に倒すという方法しかない極めて悪条件である。
それでも幸いに重機が用意されていて倒した木をなんとか
道路近くまで引き上げる段取りが依頼者からされていた。

見上げると広く張り出した枝が作業の煩雑さを物語る、
木を倒す時間よりも小枝の処理に時間がかかるのだ。
特に水田の真上に散らばった枝を広い集める作業は
人力でこまめにやるしかない。
少しでも残っていると雪解けの農作業に影響するから・・・
本体部分や太い枝は各人が手馴れたチェーンソーで
手際よく解体してゆくのだが、雪にめり込んだ枝や
散らばった小枝は熊手を使ったり、手作業になる。

2又に分かれた大木はいつもの伐採師のN氏が担当、
我等はサポート担当と見物組になって見守る。
受け口を作ってから反対側に切れ目を入れてゆくと
大木の梢がゆらゆらと揺れてくる。
それが倒れ始める前兆であり、さらに切れ目を深くしてゆくと
ゆっくりと倒れ始めて大きな地響きをたてて雪面にその姿を横たえた。

計4本の広葉樹を倒して丸太をつくり小枝を整理する。
結局、朝の9時から始めて昼食を挟んで15時までの
一日作業になってしまったが、積み上げられた薪材は
見事なもので、いずれはストーブの中で燃えて灰となって
再び土となり、自然回帰するわけだ。

さて、夜は3月4日の緑川酒造の「霞しぼり」を味わう会がある。
この日のために用意されたしぼりたて日本酒をたっぷりと味わう宴で
200枚のプラチナチケットを運良く入手できた知人のおかげで
今年も美味い酒を味わいながらすぐそこまで近づいた春を感じる。