未明に屋根から滑り落ちる雪の音を聞きながら
少しばかり不安になったが、やがて雨に変わった。
天気予報では午後からは確実、午前中も遅くなれば
太陽が顔を出すと思い「大力山詣」トレーニングの出発を
10時に延期して待ったが細かい雨は止まないけれども
ザックカバーを装着してS氏と見切り出発。
すでに駐車場は満車状態でさすがに土曜日の晴れが予想される
「大力山」のわけで新潟NOの車が3台ほど停まっていた。
S氏はスノーシュー、小生は一応カンジキ持参だが最後まで
「ツボ足」で貫き通した。
すでに踏み跡がしっかり着いていたし、雪も堅くなっていることを
想定して歩き始めたがところどころでズボッと踏み抜いてしまう。
それでもカンジキを履いて踏み跡を歩く煩わしさを考えると
体力的なロスも少ないと思いなるべくしっかりとした先行者の
靴の跡をたどってグイグイと飛ばす。
舟窪右手の斜面で三条市から来たという3人のパーティをパスして
順調に歩いてきたのだが急斜面のトレースが予想と異なって
急斜面の途中から夏道のあるあたりに飛び出すトラバースの
トレースがついていたので一応したがってなんとかクリアする。
休憩舎に至る緩斜面はやや雪が重いもののまあまあの体力消費で到着、
常連のご婦人と三条市から来たという若者が寛いでいた。
先行の単独者はやはり常連の猛者ですでに「クロハゲ」に向かったという。
休憩舎の中には入らずに風もないので外で恒例の珈琲タイム、
小生謹製の「干し柿」を食べながら熱い珈琲を頂く。
「美味い!」労働の後の珈琲はやはりうまいな・・・・
遅れて到着した三条から来たパーティのご婦人から
「おみくじ」入り三角クッキーを頂いた。(二人とも中吉)
体が冷えてきたし、天気もまだ良くならないので長居は無用で
下降を開始した。(下りはカンジキを装着)
熟女パーティが重そうなザックを背ににぎやかに登ってくる、
今日も大力山は大賑わいである。