薪つくりシーズン開始

降雪が落ち着いてくると「薪割りシンジケート」の活動は活発になり、
それは一本の電話で始まった。
杉の大木の高さが高すぎて一般的な伐採方法では
倒すと住宅に影響が出そうな場所での作業である。
クレーン車など使うと費用が莫大なので
その木を登って先端から順番に切り落としてゆく手法を
検討することになって依頼がきたわけである。

小生の知り合いで若い時から伐採の仕事をしていた関係で
一般的な伐採はもちろん、住宅街での樹木の先端から切り落として
ゆく方法を実践できる数少ない職人が居る。
一度現場を見て、彼の都合の良い日に実施することにして
小雨が降る日に実行した。

依頼者や仲介者である「シンジケート会員」や小生が
見守る中、スルスルと杉の木を枝を切りながら(小さなチェーンソーで)
先端付近まで登って行ってまずは5mほどの先端を落とし
次は途中まで降りてさらに5mほどの中間部を落とす。
落とした範囲はその杉の木の数メートル以内であるから
全く住宅には影響は与えず、最後は残った10mほどを
元から樹林帯に倒し終えた。
お見事・・・・
因みに内側に爪の付いた金具を両足に固定して
樹木にくいこませ、腰に木の周りに回したロープを
その張り具合だけで調整しながら両手をフリーで
作業している。

さらにその隣にある「ハリギリ」の大木も倒すことになって
(この木のほうが時間がかかったが・・・)
杉と違って枝が横に大きく張り出した部分を
切り落としてから、やはり根元からギリギリの距離で
道路側に倒し終えた。
まさに拍手喝采の作業である。
「ハリギリ」は「シンジケート会員」や知り合いの人たちが
薪材としてもらい受けることになった。

もう一つの現場も住宅街に面した斜面、
「胡桃」の葉にアメリカシロヒトリが異常発生するので
かなりの数の樹木を伐採してほしいとの依頼。
とりあえず数本を倒した。(これはシンジケート会員のみで実施)
雪の溶け具合を見ながら運ぶ予定である。