月別アーカイブ: 2015年10月

秋は駆け足で通り過ぎてゆくのか?

札幌では平地に降雪があり、積雪したらしく
ここ魚沼の雲の流れもなにやら冬型に近いものを感じる。
昨日、大力山をご一緒したS氏が「中ノ岳」が白くなったとの
情報を知らせてくれた。
前日が暖かい日だったので急激な天候の変化に
体がついてゆかなくなったのは加齢のせいか・・・

昨日は午前中に「大力山」へ登山道整備のための材料運搬2回目、
1回目は鉄筋棒を短く裁断したもの(これは杭替わりにする)と
細い丸太の乾燥したものを運び、昨日は残りの丸太を少し運んだ。
久しぶりに30Kほどの荷物を背負子で背負ってみたが
いい汗をかいて恒例の珈琲が美味かった。

面白い形の柿にハロウィン・カボチャを真似て自分の顔を・・・

午後は頼まれていた「柿もぎ」に出かけた。
今回は小生が「干し柿」にする分だけということで
300個ほどを高枝鋏を使って地上から手の届く範囲で採取。
この家の柿は見事な「八珍」で大きく、すこぶる旨い。
(種がない品種で新潟県の「七不思議」に加えられた八つ目の不思議から命名されたとか。)
親父さんは冬囲いの最中で、帰り際に背の高い庭木の枝を切るのを頼まれた。
これがまた見事な枝ぶりの「ウメモドキ」で弾けた実が一層のこと真っ赤になっていて
カエデに負けぬような錦絵のトリミングを見ているようなものだった。
3本ほど切り落とした枝は貰ってきて家中に飾ってみた。

階段の踊り場」に鎮座するウメモドキ

1週間前に干し始めた柿は(今年はあまりの好天なのでテラスに吊るした)
そろそろ柔らかくなってきたし、明後日からは雨の日が多くなるらしいので
ストーブ上に移して仕上げに入るつもりである。
大収穫の「サルナシ」は2回目の採取を終えて追塾中、
天然ナメコの姿もちらほろ見られる頃になったのは
暦どおり季節が「本格的」な秋から初冬に向かって駆け足で
魚沼の里を駆け抜けようとしているのだろうか・・・

これで300個近くはある

駒ケ岳・追伸

連休初日はかなり冷え込んだ日だったが
快晴の予報で気温が上昇するかなと思って
それなりの覚悟をしていたものの
良い方向に期待外れで、歩いているときは丁度良い程の気温も
風のある稜線では立ち止まると寒いほどだった。
行程中に摂取した水分は1Lほどでこの季節としては多い、
さすがに長い距離なのでかなり汗もかいたし
積極的にスポーツドリンクを飲んだせいかもしれない。

草紅葉をバックに駒ノ小屋

恐らくコシアブラの黄色、好きな色だな

右足太腿の「つる」気配はストレッチでなんとか回避できたものの
やはりコンプレッション・パンツを履くべきだったかと反省。
最近は老若男女とも登山者の多くは色んなメーカーのコンプレッションパンツを
履いてその上にカラフルなミディアム丈の半パンが定番になっている。
30年ほど前は「ワコール」しか作っていなかったのにブームはすごい。
発売当初は第3の筋肉といって多用したけど最近は夏場にしか着用しない。
履けば確かに楽なんだけどね・・・・

まったく逃げようとしないマムシ、気温が低くて動けないのかな?

まさか遭遇するとは思っていなかった「マムシ」を
登山道の真ん中で発見、いつもならばコソコソ逃げ出すのに
あいつは何を思ったのか尻尾を振り上げて震わせ(ガラガラ蛇と同じ)
我らを威嚇して動こうとしない、隙を見せたら飛び掛るつもりか。
まあ、殺生も無粋だし無視して道路脇に回避し通過した。

避難小屋の横に天幕が張ってあったとのS氏の話で
「あのあたりは天幕禁止なはず?」と思っていたら
下りですれ違った妙齢の女子グループ数人に挨拶がてら
話したら「テン泊です」と云っていた。
最近は許しているのかな・・・・
いずれにしても夕方から翌日にかけては天候が悪化する
予報だったから撤収も大変だったろうなと思う。
管理人の話ではこの3連休が一番混雑すると言ってたから
「天幕」利用は快適な居住空間を得るためには
良い方法だと思うのだが「避難小屋」がある場所での
「テン泊」は禁止されていると思っていたのだが・・・。

富士山は初冠雪、北アルプスは吹雪と3連休の後半は
どうも寒気が列島を支配していたようだ。
この夏は雨が多くて紅葉が綺麗にならずに枯れ始めた葉が多くみられた。
今日も朝から冷たい雨が降っている、北海道は平地でも降雪予報が出ているし
この魚沼の山もうかうかできないかな・・・
まだ少しばかり晩秋の山を歩きたいのだが。

駒ケ岳・駒ノ湯コース

3連休の初日、久しぶりに「大力山」の山仲間3人で山を歩いた。
前回、皆で歩いたのは数年前の秋の苗場山だったかな・・・
今年はおそらく最後の訪問になるだろう「駒ケ岳」であるが
どうせなら「駒ノ湯コース」を歩こうと皆を誘ったのは
数日前に「キノコ偵察」で「646ピーク」まで登って
綺麗に刈り払われた山道を仲間と歩いてみたいと思ったからだ。

ジャスト7時に「駒ノ湯」入口付近にある駐車場を後にした。
すでに1台の軽乗用車が停まっていたものの、
連休なのにこのコースは思ったほどの混雑ではないようだ。
(枝折峠コースに比べたらロングコースだからかな?)
過去に2回しか登っていないが、直近は数年前に
雑誌の取材でY画伯と登ったのが「駒ノ湯」コースの最後である。

歩き始めてすぐに道の脇の木の根にびっしりと「ナラタケ」が
密生しているのを発見して思わず歓声をあげる。
先行者が見つけなかったのかキノコの種類を知らない人なのか
とにかく運が良いというのか3人でかなりの量を採ってしまった。
それからが大変で3人とも「キノコ眼」になって
「登山」なのか「キノコ採り」なのかわからないほど
林立する立ち枯れのナラの木を探しながら歩いた。
(大きなナメコ少々、クリタケの小さなものを少々採る)

実に見事な「あまんだれ」

「646ピーク」を越えたあたりでしばらくはゆるい尾根道になって
柔らかな腐葉土が蓄積された山道を快適に歩みながら
「いい道だねえ・・」と云った感嘆の声を上げる。
「枝折峠コース」に比べたら圧倒的に訪問者の少ないコースであり
尚且つ、静かな良く整備された登山道で、天然の広葉樹がやさしく
眼の保養をしてくれることが嬉しい。

ブナとナラが林立する登山道

「栗ノ木沢ノ頭」を過ぎたあたりから急登が始まって
「小倉山」のピークが見え始めると森林帯を抜け、
急勾配の尾根道が現れるとコース中の唯一の鎖場があって
それを超えると昔にY画伯が整備したという
尾根道と旧道が分岐するあたりになると「小倉山」が近づく。

この鮮やかな黄色が良い

このカラーパレットは・・・

なかなかの色合い

「小倉山」山頂から少し下ったあたりが「枝折峠コース」との合流点、
さすがに登山者の数が増えて木道の上を早朝に出発した人たちが
下山してくるのとすれ違う頻度が増え始めた。
「百草の池」を越えて「前駒の頭」の急登に取り掛かるとさすがに
疲労が蓄積してきたのか一気に足が上がらなくなった。
「駒ノ小屋」の前に出た時は疲労困憊で山頂まで往復する気力は無い、
お昼を食べて珈琲を飲む頃になったら体が冷えてきて
右足の太腿内側がつりそうな気配が・・・

小屋の前から登山道を望む

蛇子沢に至る尾根

小屋番の管理人と世間話をしながら唯一元気なS氏が山頂往復するのを
待ってから下山に取り掛かる。
ストックをザックから取り外して膝へのショックを緩衝させながら
「小倉山」まではノンストップで歩き続け、
給水休憩をしてから再び静かで紅葉が美しい樹林帯を駆け下った。
残念ながら「駒ノ湯」は日帰り客の受け入れ時間を過ぎてしまったが
ひとつ下の「湯ぴお」で汗を流し、拙宅にて「慰労会」をして
乾き切った体にビールを注ぎ込んだ。