月別アーカイブ: 2016年1月

買い物三昧、肝三昧

所用があって久しぶりに新潟市内に出かけた。
長岡や下越の大雪の痕跡が高速道路の路側帯に見られ
これでは一般道はもっとひどかったと納得する。

主目的はほんの数分で終わって、サブの目的である
懐かしの「本町市場」へ買い物に行く。
長い東京での生活を終えてしばらく新潟市内に住んだ頃
古町に隣接する「本町市場」に出かけるのが楽しみのひとつであった。
「旦那さんなじらね」露天に並べられた野菜や自家製の漬物を売る
老婆の声が歩く後から追いかけてくる。
それは明らかにスーパーよりは安価で新鮮だったけれども
今は数人の人しか店を出していないのが寂しい。
商店街も半分以上が店を閉めている。

そんな中で残っている店が扱っている魚の味噌漬けを
買うのが目的のひとつである。
鮭と鯖それに銀鱈の味噌漬け、
柔らかな昆布で大ぶりの鮭の切り身を巻いた「昆布巻き」を買う。
数日前のニュースで地場産の「真鱈」が入荷したのを知っていたから
隣の鮮魚店で切り身の横に袋に入っている「肝」を発見して
思わずガッツポーズをとってしまった。
値段を聴いたらあまりの安さに2つしかないものを買い占めた。
ついでに「助惣鱈」の「肝」も買う、これはかなりこぶりだが
前に買って食べたらそこそこ美味かったので再挑戦する。

さらに「伊勢丹デパート」に足を延ばして、やはり20年来行きつけの
店で「鱒のカマ・甘塩」と「鯵」と「鰊」の干物を購入。
手作りの蒲鉾屋では「海老しんじょ」と「烏賊入り蒲鉾」も買った。
これで当分は海の幸を楽しめそうだ。

帰宅して「真鱈」と「助惣鱈」の肝は甘辛煮と一部はワイン煮にする。
先日作って置いた「アン肝」の酒蒸しの残りも厚めにスライスしてから
オリーブオイルでソテーした後に赤ワインで味を調える。

「肝三昧」はさっそく晩酌のアテにして味見、
ビールよりは熱燗の日本酒にあいそうだな、
てわけで日本酒も少々頂く。
さて、明日は何を食べようか・・・・

最強寒波去る

暖冬小雪で喜んでいたら何やら北極を中心に回転している
寒気の塊が日本列島をすっぽりと覆ってしまったようだ。
例年の大雪に慣れているから降雪量には驚かなかったが
数日続いた零下の空気には、さすがに「大寒」と感心した。

南の島や西側の地方にも降雪があって交通網が混乱した様子を
ニュースなどで見ていると慣れてないと準備が大変だったり
車の運転も対応が不足したりで同情する。

雪国・新潟も下越や長岡市などは除雪体制が整っていないから
この2日間は混乱して新聞の遅配、スーパーの商品が開店に間に合わない
状況が魚沼市にも現れていた。
魚沼市そのものは慣れたもので平年と同じ対応・・・。

それでもニュースで「魚沼市守門地区」の積雪が175cmを越えたことを知って
漸く寒波が抜けた本日、思い腰を上げて須原に向かう。
屋根を見上げて思わず「うーん」と久しぶりに驚く。
こんなに溜まってから「雪下ろし」をするのは数年ぶりで
最初の一歩を屋根に刻むことの緊張する瞬間にアドレナリンが噴出。

2m近い屋根の雪・・・


鉄ハシゴの先端を積雪が超えている・・突破が大変


昨年の秋に塗った南側の屋根の雪はほとんど滑って落ちていたので
ぐるりと縁の部分をそこに落としたら面白いように滑って地上に落ちる。

まず高いほうの縁をぐるりと落とした

自分の身長と同じくらいの雪壁にスノーダンプを差し込んで
大きなブロックを切り取ってゆくと思いのほか雪が軽くて
順調に作業が進んでいった。

この積雪だもんね、1.7mはある


途中で1回だけ休憩してお茶を飲みながらゲレンデを見てみると
ガラガラで勿体無い快晴の日の「雪下ろし・作業」である。
若けりゃこの後にスキーを履いてゲレンデ詣でするんだろうけど
1時間半ほどの作業でシャツは汗でぐっしょり、
自宅に帰って風呂に入ってから昼・ビールでもして
体を労ることにしよう・・・

須原スキー場はガラ空きです

大力山詣で

恒例のTV番組を見終えてから大力山へ向かった。
異様なほど多い駐車スペースの車の台数に驚いたが
登山口に掲げられたノボリを見て納得、
「みちくさ・山の会」が主催する大力山登山の日だったのだ。
気温が低かったせいか、多くの人が歩いた踏み跡のせいか
硬い雪道を快調に歩いていたら先行する後姿に見覚えが・・・
まさか追いつくとは思っていなかったが休憩舎の手前で追いついた。
昨年末に「大力山・友の会」と称して飲み会にご一緒した
「お気楽、魚沼人2008」さんであった。

休憩舎には多くの「みちくさ・メンバー」が休憩していて
数名の顔見知りの人達と挨拶を交わした後は
「黒禿」に向かう「お気楽、魚沼人2008」さんを見送って
ノートに記帳し暖かな日本茶と甘味を少々食べてから
先に下山をしていった「みちくさ山の会」の隊列を追った。

カラフルな隊列

大きなザックには甘酒用の鍋が入っている?

貴重な晴れ間に大力山詣で

ニュースでは今季最低の気温を伝えていたが
魚沼の里にも放射冷却の証が明確に表れて、青空も広がってきた。
元旦以来、機会がなく足を運ばなかった大力山に登るべく
2個のテルモスに日本茶と珈琲を詰めて甘味を少々ザックに入れる。

駐車スペースに着くと見慣れた顔が・・・
佐藤S太郎さんが登山靴に履き替えているところに間に合う、
ご一緒することにして世間話をしながら登り始めた。
秋葉神社まではほとんど雪の無い登山道を歩き
プラ階段あたりまでは10cmほどの新雪のなかを進む。
5合目を過ぎると少し積雪が増えて9合目あたりからは
30cmほどに増えたから標高の高い山にはそこそこの
積雪があることを実感できた。

休憩舎から見えるハナコさんは初冬の風景だな

休憩舎では暖かな太陽の陽射しを背中に浴びて
お茶を飲みながら四方山話しに花が咲いていたが
汗でぬれた体が冷える前に行動を起こすことにして
これから「黒禿」まで足を延ばす予定のS太郎さんを見送り
小生は写真など写しながら下ると途中でO嶋さんに出会い
明日の「菅名岳・寒九の水汲み」にエントリーした話などして別れる。
やはり天気が良いと皆、そわそわして山に足が向かうようだ。

黒禿に向かうトレースを見ながら

午後も太陽はまるで3月頃のような輝きを見せて雪を溶かし始めた。
天気予報は「寒の入り」から雪マークを張り付けているから
明日あたりからはそれなりの雪になるのだろが
一晩に1mの雪が積もるような事はないかもしれない。

雪が絡まった灌木が道に倒れこんでいる

賽ノ神

今年の冬は雪不足で「賽ノ神」用の会場作成が危ぶまれた。
他方、例年のような大雪だと雪踏みや台の作成に人力を使うのだが
予想を裏切ってチラチラする降雪で公園には10cmほどの積雪のみで
順調に作業は進み20分ほどでカヤなどを組み上げて準備は終了した。

丁度良かった量のカヤが組上げられた


今年は藁で作った男女シンボルが先頭に・・・

古くからの行事なので年配者を中心に粛々と行われるのだが
参加者は段々と少なくなってゆくのは時代の流れか・・・・
今年の恵方に火口を作って「年男」が10時丁度に火入れをした。
昨秋の晴れた日に刈り取って保存しておいたカヤは数分で
最高潮に燃え上がり、心棒にした丸太も崩れ落ちた。
スルメを焼き、日本酒の瓶が回されて今年一年の安寧を祈るのが
行事の目的であるのだけれども、「どうなる?日本経済」

乾いたカヤはあっという間に燃え上がる

七草粥

我が家には朝刊が4時頃に届く。
なぜか配達人が木の階段を登ってくる足音で目覚めることが多いが
今朝はそれよりも早く目覚めて薪ストーブの火を調整している頃に
朝刊が届いたので早めに読み終えて朝食の用意をする。

昨日、買っておいた「七草」を家人が切っておいたので
今年は生米からではなく冷凍ごはんから作ることにした。
せり、なずな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ、すずな、すずしろ
土鍋にちょっと贅沢に昆布を敷いて解凍したご飯を入れて
ストーブで程よく温まっている湯を注いでガスにかけて
グツグツいってきたら「七草」を入れて塩をひとつまみ、
蓋をして火を停めてから1、2分蒸らして頂いた。

この数年は正月料理といっても大ご馳走は食べないし
消化器官が疲れていることはないのだが、「お粥」はたしかに優しい。
鍋の後の「雑炊」と違い野菜と塩だけのシンプルな「お粥」、
中華街で食べる「お粥」はトッピングがあまりにも豪華で驚いたことがあった。
それに比べたら日本古来の「お粥」は清貧の生活に似合っている。

謹賀新年

恒例の元旦登山は珍しく「大力山バッチ」の制作に
携わったメンバーが勢ぞろいした。
9:00に集合予定で駐車スペースに着いたらすでに
降りて来た単独の男性が、つかさずカンジキの必要性を問う。
前日のトレースが明確でツボ足OKとのことで3人は
スノーシューやカンジキを置いてゆくことにした。

けっこう薄着で来たのに歩き始めたら汗ばんでくる。
Y画伯は着替えを持っていないから汗をかかぬように
ゆっくり歩こうと提案、それには大いに同感してペースダウン。
何箇所かY画伯が道を塞いでいる灌木をノコで切り落としたりして
ズボズボ抜かる踏み跡をたどって休憩舎に到着。

冷や酒の乾杯儀式を見守る少年


この2日間で積もった雪が屋根から落ちて来た

後発のR太郎が到着する頃にはすでに「雪中梅」の冷やで
新年の乾杯を終えてY画伯の奥さんが作った「ホッケ寿司」や
拙者が作った「松前漬け」をつまみながら恒例の珈琲ができるのを待つ。
例年に比べたら暖かな環境で儀式を終えて体が冷え切る前に下山することに、
先頭はY画伯が転がるように下って、R太郎の孫が楽しそうに
その後を追う姿に見とれながら下る。

途中で魚沼市の画家集団(というか山屋というか)の重鎮である
A画伯夫妻、S画伯夫妻等とスライドする。
彼らはすでに藤権現で儀式を終えられてこれから「大力山」で大宴会を
するのが恒例であるが、今年は我らは間に合わずに不参加、
ラッセルなしの元旦登山はあまりにも楽であっけない。

さて2日は初詣を徒歩で2時間かけて終えてから、
大学ラグビーやら箱根駅伝やらTVの前でワインなどをグビグビやりながら
正月らしい過ごし方をした。
青山大学の走りに感心したり、早稲田・慶応の居ない大学選手権の準決勝や、
圧倒的な強さの帝京大学のプレーに時代の変化をしみじみと感じる。
伝統校とはなにか、スポ根とはなにか、今のスポーツ界は変化してきている。