月別アーカイブ: 2016年9月

初めての大源太山

「大力山友の会」の会員でもあるS太郎氏の発案で
小生が未だに訪問していない「大源太山」訪問を計画していた。
不安定な天候が続いていたシルバーウィーク最後の
日曜日が晴れる予報が出ていたので町内のS氏と
北アにもご一緒したmbaba氏も同行することになった。

久しぶりの早朝出発ということで3時半には目覚め
軽く朝食を食べてからザックの中身を調整し
まだ暗い表に出たがなにやら暖かな空気が淀んでいる。
当日の湯沢の最高気温が28度になっているので太平洋側の
湿った空気流入してフェーン現象を起こしているのか・・・
魚沼の盆地には濃い霧に覆われていた。

R17から「大源太キャニオン」方面への道路は初めて走った。
最終集落を過ぎた途端に狭い道路にはススキなどの葉が倒れ込み
手入れの不十分なアプローチ道路である。
久々の晴れた休日だから駐車場が混んでいるのではと心配したが
予想通りすでに数台の車が停まっている登山口になんとかスペースを
確保して6時半少し前に歩き始める。

登山口

登山口

杉林を抜けるとすぐに最初の渡渉があり、水量の多い流れを
見て飛び石が疎らなロープ下の石の状態をよく見てから
登山靴の中に水が入ることを心配しながらジャンプする。
このあと数か所の渡渉があるのだが長雨が続いたせいか
まるで雪解け時の水量である。
それから2回ほど本流の沢の渡渉が続いた。

最初の渡渉点、S太郎氏が飛び石を整備

最初の渡渉点、S太郎氏が飛び石を整備


周回コースとの分岐

周回コースとの分岐


まだまだ渡渉がある

まだまだ渡渉がある


最後の本流での渡渉

最後の本流での渡渉

やがて沢筋から離れての急登が始まったのだが
これが想像以上に長くて、前夜に痛飲したワインが胃袋の中で
再び発酵してきたのかと思われるほどアルコール臭い汗が
噴き出してきて難儀する。
水分補給の休憩を2回ほどとってから森林限界を超えた
目の前には「新潟のマッターホーン」と云われる尖がり帽子が見える。
まだ1時間ほど歩かねばあの頂きには立てないが
山頂付近に幾人かの人影を確認できた。

大源太山のピークが見えた

大源太山のピークが見えた


周回コースの下降点であるシシゴヤノ頭

周回コースの下降点であるシシゴヤノ頭

前夜までの雨の影響と朝露を心配してスパッツを用意したが
数日以内に刈払われた下草が予想を裏切った。
さらにロングスパッツを着けたのがマイナス効果で
足元の体温が逃げず登山靴の中がうっすらと汗ばんでくるのが解った。
これでは靴擦れの恐れがあるので下山までには脱がねば・・・

大源太山の山頂からは谷川連山の姿が

大源太山の山頂からは谷川連山の姿が


大源太山の山頂から急登を覗き込む

大源太山の山頂から急登を覗き込む

「大源太山」の山頂には2時間半ほどで到着して大休止、
これから向かう「七ツ石小屋」方面へは50mほどの急な岩場を
クサリと補助ロープを利用して鞍部に降りねばならない。
ここが本日の核心部といえようか、4人が順番にクサリ場を越えてゆき
鞍部に着いた時は強い日差しと早朝に食べた朝食のエネルギーが
切れかかったのか足がなかなか前に進まずに苦労する。

湯沢市街地の遠望

湯沢市街地の遠望


谷川連山の名峰が見える

谷川連山の名峰が見える

遠くには一ノ倉の岩壁も

遠くには一ノ倉の岩壁も


色づき始めた灌木

色づき始めた灌木


50mほどの岩場を下降

50mほどの岩場を下降

最後の急登を終えるとなだらかな稜線を経て「七ツ石小屋」のピークに到着
湯沢の街、谷川岳ロープウェイ、苗場山と360度の展望が素晴らしい。
倒れ込むように腰を下ろしてガブガブと冷たいお茶を流し込んだ。
S氏が早速GASコンロに火を点けて湯を沸かし始めたのを見ながら
お握りを取り出してようやくエネルギー補給。
最後は恒例の珈琲(今回はパック物)を飲み終えて下降に取り掛かる。

ガマズミが熟している

ガマズミが熟している


まだまだ花が

まだまだ花が


ウメバチソウ

ウメバチソウ


見事な

見事な株

清水峠への分岐、笹原が続く

清水峠への分岐


夏の花?

夏の花?


大源太山の全容

大源太山の全容

長い笹原の縦走路が続く

長い笹原の縦走路が続く

上越国境(県境)に広がる谷川岳山魂の笹原が強い日差しのなかで
キラキラと輝いて尾根から尾根へと薄いトレースが刻まれた登山道が印象的だ。
たっぷりの水と食料を担いでそんな登山道を歩くのも楽しいかもしれない。
「シシゴヤの頭」までは幾つかのピークを越えながら強烈な太陽の陽射しの中
時折吹き抜ける涼風に歓声をあげて気を紛らせる。
やがて灌木帯に突入して木々の梢が日陰を形成してくれるつづれ折りの道を
下降してゆくのだが機会があればと思っていた「キノコ」に出会った。
ブナの倒木にびっしりと張り付いた「ブナハリタケ」である。
見た目は「スギヒラタケ」に似ているのだがブナの倒木に出ているのは
確かに「ブナハリタケ」で2本の木から手のひらに2つほど採った。

いいかげん飽きた頃にようやく本流との合流点に出て
再び最初の渡渉地点へ出たが、登る時よりは渡渉用の石が増えて
安心して渡ることができた。
あとは駐車場まで平坦な道を辿ってヘロヘロに疲れて本日の山は終了。

秋を探して・・・

台風と秋雨前線の影響で17日が当面の雨模様でない貴重な1日、
それならばやはり大力山詣でとなってS氏と向かう。
登山口にある寺の横の小さな沼にサンショウオが生息しているらしく
S氏は自然愛好家の人と待ち合わせをしていてしばらく沼のドロ上げをしていた。

朝方はかなり涼しかったのだが陽が射してくるとさすがに暑い、
半袖のシャツに虫よけのアームカバーをしてきたのが邪魔になる。
今頃の蚊やブヨは強烈に強いのでハッカスプレイを満遍なく吹きかけるが
すぐに汗で流れてしまうので効果は?

途中で栗が落ちていたので足で剥いて2個ほど採取し
休憩舎付近の低い栗の木から数個の栗のイガを持ち帰った。
(家人が朝の散歩で拾ったものも加えて栗ご飯かな)
夏ハゼも1,2個口にしてみたがまだ完熟していない。
この雨が上がれば秋の気配が濃くなると思うのだが・・・

結局、土曜日は誰にも会わずに2人きりの大力山であったが
夜には斜向かいの兄い宅にて釣りたての鮎をごちそうになって
雨の連休をうらみながら沈殿。

秋の味覚その1

秋の味覚その1

大力山登山道整備再開

先週1週間はノートパソコンの修理に時間をとられた。
以前はデスクトップの修理はよくやったし
仕事で使うIBMのノートパソコンはバラバラにするほど
分解して組み立てたりしたのだが最新マシンは初めてである。
今までの32ビットマシンと違って64ビットマシンは
マザーボードのしくみが大きく変わってしまい
特に今回はHDDが原因のトラブルなので、その影響を受けた。
単純にHDD交換ではうまくいかなかった。
HDDのフォーマット形式が変更されたために
手持ちのHDDが使えずに3日ほど悩んで最終的にはDOSコマンドで
切り抜けると云う何とも難しい作業を漸く終えた。

さて土曜日の晴れ間はそのノートパソコンの持ち主であるS太郎さんから
「未丈が岳」に誘われたが、長い距離を歩く気力が喪失していたので
残念であったがお断りして
大力山から足を延ばして黒禿まで往復するつもりで出発した。
駐車スペースに一台も車が停まっていないのにクモの巣が
無いから不思議だなと思っていたら先行者が居た。
良く大力山でお会いする夫婦とその友人、
それにマラソンや登山道の刈り払い等で活躍するK生さんが
途中で休憩していたところに追いついた。
彼らは一本杉まで周回予定で公園の駐車場に車を置いてきたと云う。
ここからは小生が先頭でクモの巣払い・・・・

ホツツジはまだ盛り

ホツツジはまだ盛り


キノコ1

キノコ1


キノコ2

キノコ2


このキノコは毒

このキノコは毒

休憩舎で小休止してすぐに黒禿に向かって歩き始めるが
昨夜の雨で濡れたワラビの葉が足にまとわりついて
ゲータを履いた上からでもスラックスがしっとりと濡れる。
クモの巣は強烈で手に持った小枝は黄色の糸がびっしり・・・

黒禿山頂の標柱

黒禿山頂の標柱


クモの巣

クモの巣


魚沼市街地遠望

魚沼市街地遠望

ひところの暑さは無いものの虫避けに着た長袖は暑い、
すでにシャツ全体がぐっしょりと濡れていた。
仙能の頭で給水で立ち止まっただけで淡々と歩き続けるものの
所々に大きな糞があったので熊かな思いながら
ザックに付けた鈴を心なしか揺らしてみたりした。
黒禿山頂ではほんの数分、給水で立ったまま休憩をしてすぐに
下山に取り掛かって周回をする人たちと途中でスライドした。
お昼までには帰宅できると思ったがせっかくお握りを用意したので
沢山の登山客がたむろする大力山の休憩舎で早めのお昼にした。

購入した階段材料

購入した階段材料

補修前

補修前


幅が狭いが近年はこれしかない

幅が狭いが近年はこれしかない


上の舟窪補修後

上の舟窪補修後


恒例の土曜日宴会にてS氏と翌日の登山道整備を約束したので
翌日曜の朝には長靴に作業ズボンという現場スタイルで
購入した「プラ階段」とスコップ、バールなどを背負子に括り付け
プラ階段が続く現場まで汗だくになって到着。
破損した階段をバールとスコップで取り外して新たに用意した
従来版の半分サイズのものを敷設した。
4個セットを担ぎあげたのでさらに上の舟窪の気になっていた
登山道が抉れた部分にも2ケ所設置してから休憩舎へ・・・
昨日と違って静かなひと時をすごしてから
作業を終えた満足感にひたりつつ下山。
次は最上部にある急な階段の補修かな・・・・