陸奥・湯煙スキー旅(田沢湖スキー場編)

その昔、年末・年始を陸奥で過ごそうと
乳頭温泉郷の「孫六温泉」で正月を迎えた
記憶があり、その時に1,2本滑ったのが
「田沢湖スキー場」だったような気がするのだが
多分リフトが1,2本しかない小さなスキー場としか
覚えていないのだけれども訪れたゲレンデは広くて
立派な休憩施設には驚いた。

思ったよりも広大なゲレンデ

思ったよりも広大なゲレンデ

駐車場には20台ほどの車が停まっていて
時折陽射しが射しこむ大きな駐車場に続々と車が到着する。
そのほとんどが高齢者のスキーヤー、
秋田と岩手ナンバーの車が多いのは岩手の安比以外に
オープンしているのはこの「田沢湖スキー場」だけだからかな?

眼下には田沢湖が・・

眼下には田沢湖が・・

ゲレンデに出て驚いたのが蔵王と違って気温が低いせいか
圧雪車が均したバーンはガリガリに凍っていて難儀する。
それでも端のほうは昨夜降った新雪が2,3センチ積もっていて
その部分を拾って滑っていたけれども
皆が滑るのでやがて下の堅いバーンが現れて小生のテクと
安い板では刃が立たない(歯ではなくエッジという意味で)。
今の時期に滑っている人達は上手い人達ばかりで
ガリガリのコブ斜面をいとも簡単に滑り降りてゆく。

このシュプールの一つは小生が刻んだ

このシュプールの一つは小生が刻んだ

秋田弁で書いてあるが「このあたりでとまってください」の意

秋田弁で書いてあるが「このあたりでとまってください」の意

4時間券を購入していたが3時間前にギブアップ
朝がパン食だったので早めのお昼を食べる為に板を脱ぐ。
すると休憩施設前にニコニコ顔で小生に挨拶をする人が、
小生も挨拶を返したのだが彼はテレマーク板を履いた
70歳前後の方で(実際は小生と同年齢だった)
毎年、鳥海山の北壁を滑るのを目標にしている熟年スキーヤー
そろそろスキーを引退かなと思っている小生にとって
その方の話ではこのゲレンデで滑っている地元のスキヤーは
70歳前後の人が多いとのことで頭が下がる。

スキー場の上部には秋田駒ケ岳が見えた

スキー場の上部には秋田駒ケ岳が見えた

車に戻ってスキーを格納している途中で
前に停まっていた人が小生のナンバーを見て
「わざわざスキーの本場から来たの?」と
聴かれたので「温泉と雪を求めての旅です」と答える。
確かに不思議に思うかもしれないが、新潟のスキー場だけでなく
ほとんどのスキー場は雪があっても訪問者がなければ
採算が合わないのでクローズしてしまうのだ。