有朋自遠方来 不亦楽乎(友遠方より来る、亦楽しからずや)

11日の夕方にスマホの電話コール、
画面を見ると懐かしい名前が表示されている。
新潟市から関東圏に転出した中学校の同級生であるが
実家の所用で帰郷して今宵は魚沼の「大湯温泉」に
泊まるのでその途中で訪問したいとの話だったので
快諾して珈琲などの準備をして待っていたら
電話から1時間ほどで、友人夫婦と
その妹夫婦の4人が到着した。
いずれの方々ともお会いしたことがある顔馴染。

その友とは4年に1度開催されていた同級会で
何度かお会いしていたが、夫婦で山登りをしているとの
話を聴いてから須原の小屋を利用したツアーを提案し、
その夫婦が入会している山岳会のメンバーが来訪してから
付き合いが密になったもののこの数年は疎遠になっていた。
その事情を聴いたら昨年にその「山岳会」は解散したとか
高齢化と新たな会員が増えていないことが理由。

尽きぬ話に花が咲いたのだが、お互いに夕食時間も迫っていたし
翌日に「六万騎山」へカタクリを見に行くというので
それに同行する旨を約束して別れた。
さて、翌日は快晴を期待していたが少々雲が多く肌寒い
約束の時間より早く到着した彼らの希望を耳にしたので
一本杉の麓に出ている「フキノトウ」が出始めた場所に案内、
雪解けの始まった残雪との際に頭を出したものを採取した。

果たして「六万騎山」の麓にある駐車スペースは満車、
何とか路肩の空きスペースに車を押し込んで歩き始めた。
すでにその路肩あたりにカタクリの群落が見うけられ、
山道を登り始めると雪割草やコバイモなどの花も咲いていた。
急な山道には新たに階段が整備されて立派な遊歩道になっている。
我々の前後にも多くの訪問者が歩いているし
すでに下山してくる人達もいたりして如何にこの里山の
著名度が増したかを実感する。
なにしろ関東圏のハイキングを主催する旅行会社のパンフに
載っている有名なコースになってしまっている。

もう雪割草は終わりか

もう雪割草は終わりか

歩き始めてすぐに広がるカタクリの群落

歩き始めてすぐに広がるカタクリの群落

もう最盛期を過ぎているカタクリ

もう最盛期を過ぎているカタクリ

コシノコバイモ

コシノコバイモ

名も知らぬ花

名も知らぬ花

山頂部にはまたまた広いカタクリの群落が広がっており
桃の花に劣らぬピンクの濃いオオヤマザクラの花が咲き始めている。
空いていたベンチを利用して珈琲タイムとなって
またも四方山話に花が咲いて実に楽しいハイキング。
晴れていたら気温が高くて汗が凄いだろうと着替えも持参したが
むしろ風が冷たくて歩くのには丁度良い。
下山路にはイカリソウやイワウチワなども咲いていて
まさに「花の六万騎山」が文字通りに味わえた。

山頂付近の桜

山頂付近の桜

山頂部付近のカタクリ群落

山頂部付近のカタクリ群落

桜とカタクリのベストショット

桜とカタクリのベストショット

鮮やかなイカリソウ

鮮やかなイカリソウ

色白のイワウチワ

色白のイワウチワ

山岳会のメンバーとしてでなく有志の集まりとして
来月中旬辺りの須原の小屋を中心にした山歩きをするという
約束をして2組の夫婦と別れた。
予期せぬ友との邂逅、山仲間というか同級生というか
この魚沼の遅い春にも再びの出会いがあった。