大力山から黒禿そして笠倉へピストン

関東から沢山の山男・山女が訪問した。
11日は快晴の天気で空気も乾いているが
「オビカレハ」の幼虫(毛虫)だけが悩み、
2台の車に分乗した彼らを須原のスキー場の山頂部に案内し、
歩いて下りながらワラビを採ってもらう事にして彼らを降ろすと
ドライバー役の小生とリーダーのN島氏は先に小屋に帰って
ビールを飲み始めた。
(昼間のアルコールは久しぶり・・・)

夕方には新潟市から「手打ち蕎麦」を持参した
S籐氏が到着して旨い蕎麦を食べさせて頂いた。
ほとんどの人がアルコールを召し上がらない方たちで
N島さんが持参した佐渡の日本酒「金鶴・風和」は
そのほとんどを2人で飲んだような気がする。
実に喉越しの良い常温の日本酒はスルスルと
胃袋に落ちていった。

さて翌日は当初の予定よりも30分ほど早めの行動で
パンと果物などの朝食を胃袋に詰め込んでから
大力山の駐車スペースへ向かう。
先週、調査登山にご同行頂いたR太郎氏にも
ガイド役で特別参加をお願いしてあった。
草木の名前や蝶の名前などに造詣が深い彼がいれば
鬼に金棒で歩きながら知識を習得できる。

上の舟窪・緑のトンネル付近はチゴユリ満開

上の舟窪・緑のトンネル付近はチゴユリ満開

小さいけど優雅な顔立ち

小さいけど優雅な顔立ち

出発間際にも数台の車が到着して繁盛しそうな一日、
歩きながらタケノコを探したり花を愛でたりして
毛虫に占領された休憩舎にたどり着く。
休憩もほどほどにして先の長い黒禿への歩行を開始、
雪解けの遅かったあたりでは漸く「タムシバ」が咲き始めており
芽が出始めた「コシアブラ」などを摘み乍ら
四方山話しに花を咲かせながら見晴らし台までの急登に汗を流した。

まだまだ咲き始めます

まだまだ咲き始めます

先週はあまり咲いていなかった「アズマシャクナゲ」も
今週は多少は咲き始めたり蕾が膨らんだりしている。
快適な尾根道を終えると新緑が眩いブナ林に突入、
かなり色の白い「イワウチワ」が出迎えてくれて
急なブナ林を抜けると「黒禿の頭」に到着する。
後続のメンバーを待ってから「笠倉山」に向かうことにした。

ユズリハも蕾が膨らむ

ユズリハも蕾が膨らむ

一度、林道まで下ってから、まだたっぷりと雪が残っている
林道を少し歩いて「笠倉」への登山口に向かう。
今まで期待しても出会わなかった「ムラサキヤシオ」の
淡い赤い花が房になって咲く姿に漸く出会った。
知り合いのA達氏等が切り進んだ登山道は訪問者が少ないせいか
今までの登山道に比べるとやや灌木が伸びきっているが
山頂で「駒ケ岳」の全容が目の前に現れると
予想以上に長かった「黒禿」からの苦労が報われる。

笠倉手前はムラサキヤシオが満開

笠倉手前はムラサキヤシオが満開

赤みが増したイワウチワ

赤みが増したイワウチワ

登山道の真ん中にイワナシの花が

登山道の真ん中にイワナシの花が

オオカメノキも咲き誇る

オオカメノキも咲き誇る

駒ケ岳が真正面に

駒ケ岳が真正面に

隣には八海山が

隣には八海山が

思い思いに寛いで早めの昼食を摂り始める
暑くも寒くもない絶好のひと時であった。
やや霞んだ眺望ではあるが遠くの山々までも
見渡せて皆さんに喜んで頂いた。
早めに下降を開始することにして名残惜しい
「笠倉山」を後にしてガシガシと下りに取り掛かる。
多少のアクシデント(足をツリそうになった人が居た)
があったものの午後の気温が上昇する中
無事に登山口にたどり着いた。
日帰り温泉で汗を流すメンバーと
そこから真直ぐに帰るメンバーとが分かれて
登山口での解散となった。
小生は新潟市から参加したS籐氏の車に送ってもらい
まだ昼間の暑さが残るなかで荷物を整理し
早めのお風呂に入ってから冷たいビールを流しこんだ。
これで当分は初夏の山ともお別れかな・・・