月別アーカイブ: 2018年7月

工事は着実に進捗

何とか時間ができたので
月曜日から須原の小屋の改築工事に参加する。
といっても大工さんの手伝いをするわけでなく
剥がした杉板の再利用ということで細かく裁断して
薪ストーブの燃料にする作業だ。
塗料はすでに劣化して全くの杉板でしかなく、
紫外線や風雪にさらされて脂分が無くなっているので軽い。

切った板はとりあえず足場の下に投げておく

切った板はとりあえず足場の下に投げておく

一枚ずつ丸鋸で適宜な長さで裁断する、
日陰でやっても玉の汗が流れ落ちて早朝の作業でも
シャツやズボンまでがぐっしょりになるほど。
2日間で概ね切り終わったのだが明日は切った板を
束ねて積み上げる作業があり、来週からは塗装の作業がある。

道路側

道路側

田圃側

田圃側

山側

山側

30数度の炎天下での作業はつらいけど
山登りとは違う汗のかき方に自虐的な思いで
肉体をいじめているのだが、熱中症だけは留意して
水分を執り、塩飴を舐め、10時には作業を終了している。
大工さんは慣れているのか、「雨よりは良い」といい乍ら
順調に工事を進めている。脱帽・・・・

須原ロッジの改装

須原の小屋の外壁張替工事を依頼している大工さんから
確認事項の問い合わせが続いたので現地に向かった。
足場設置が終わっているのは報告されていたが
外壁の板が剥がされ終わっているのには驚いた。
(早い・・・)
早くも新たな「魚沼杉」の外壁が張りつけられていたので
テラスの薪の移動や剥がした板の処理方法などを
打ち合わせをして帰ってきた。

山側から

山側から

玄関側から、最近の足場は良く出来ている。

玄関側から、最近の足場は良く出来ている。

来週からは大工の邪魔にならぬように作業に参加する。
外壁の塗装は外注せずに自らやる予定なので
8月は忙しくなりそうだ。

酷暑の町内会・共同作業と収穫

陸奥の緊急ヘルプ作業から帰った翌日は
朝8時から町内会の共同作業で公園周りの草刈りがあった。
事前に研いだ「鉈鎌」の切れ味は良く
スパスパとカヤ等の大型の草、桑の小木を刈り取る。
調整池の内側に入ってコンクリートの脇を
刈っていたら旨そうな「なわしろイチゴ」を発見、
早速その棘のある蔓を刈り取りながら採取した。

種が気になるが甘酸っぱい「なわしろイチゴ」

種が気になるが甘酸っぱい「なわしろイチゴ」

全身汗まみれになってシャワーを浴びた後は
採ったイチゴをヨーグルトの上にトッピングして頂く、
そういえば八幡平の義兄の畑には「ルパーブ」が
2畝栽培されていて、それを使って作ったジャムを
ヨーグルトにトッピングして食べたのを思い出した。
手作りジャムや野生の果実を食べることの喜び、
渓流沿いに生育する黄色の「もみじいちご」は終わったが
これからは「桑の実」などが食べごろになる。

これぞスローフード

これぞスローフード

北海道、八幡平と涼しい環境で過ごした2週間が
別世界のようなこの数日の酷暑には体がついてゆかない。
それでも昨日は午前中に薪運びを行って
再び水を浴びたような汗まみれの作業後の
シャワーでクールダウンと旨いビールは格別だった

北の国から(更新状況)

2018年7月23日 05時45分
北の国から(5)、(6)、ヘッダーの写真を追加しました。

2018年7月22日 13時現在 
北の国から(2)、(3)、(4)の写真を追加しました。

北の国から(6)

最後の夜を天幕で過ごしたいと云ったのはS太郎氏で
結果的に快適な露営場が見つかって正解だった。
最終日は夕方5時の出港なので時間はたっぷりあるから
ひたすら一般道を走り「支笏湖」を経由して
札幌市を「石狩市」に向かった時と同じ経路で横断し
今度は小樽方面に左折し途中のスーパーにて
お土産用の干物や北海道限定ビール、
さらに船内で飲食する食材などを仕入れた。
小樽市内では観光スポットを車内で見物しただけで
あまりの観光客の多さと猥雑さに早めにフェリー乗り場へ。

富良野市営の無料キャンプ場

富良野市営の無料キャンプ場

船内で昨日のキャンプ場で知り合ったバイク小父さんと再会
またまたラウンジでの大宴会。
涼しい北海道を離れて蒸し暑い新潟に着いた時には
長い1週間の北海道遠征を懐かしくさえ思った。

*****以下GPSロガー展開MAP*******

最初の2座はヤマレコでログを取って展開、
残りの2座はジオグラフィカからGPSデータをカシミールで展開

羊蹄山GPSロガー

羊蹄山GPSロガー

暑寒別GPSロガー

暑寒別GPSロガー

十勝岳GPSロガー

十勝岳GPSロガー

富良野岳GPSロガー

富良野岳GPSロガー

*魚沼の自宅に帰宅後に急用で八幡平の義兄のところに
移動することになり写真の整理も遅れ、且つネット環境も無いので
プアーなスマホの回線経由で更新しているが
写真の追加は魚沼に帰ってからになります。

北の国から(5)

翌日は十勝岳の隣にある美瑛岳にする予定だったが
火山型の山より嫋やかな山に登りたいと「富良野岳」に
変更してもらい十勝温泉に移動したのちに美瑛とは反対側の
山に登ることになった。

登山口となる十勝岳温泉

登山口となる十勝岳温泉

シャクナゲの葉に似た樹に咲く花が可憐

シャクナゲの葉に似た樹に咲く花が可憐

最初は火山から湧き出したらしい温泉の香り満載の
川を渡って対岸から緑が多い灌木帯をやや横歩きの感じで歩き
2つほどの尾根を越えて漸く「富良野岳」への麓に至る。
途中の雪渓で「カミホロ」への分岐を過ぎてからは
まだ雪が消えたばかりの斜面にいろんな花が咲いていた。
長く飽きるほどの横歩きを終えると急な階段が現れて
そこからいよいよ山頂部への急登が始まる。

山頂は遠い

山頂は遠い

標高が低いのにまだ残雪があるのはさすが北海道

標高が低いのにまだ残雪があるのはさすが北海道

「十勝岳」への縦走路分岐あたりにデポされた
ザックが幾つか見られ、いよいよ山頂が視界に現れた。
ここからがすごいお花畑が連続してシャッターを押すことに
熱中してしまいS太郎さんい先行してもらった。

ハクサンコザクラ ハクサンコザクラ

lt=”ハクサンイチゲ満開” width=”598″ height=”400″ class=”size-large wp-image-7416″ /> ハクサンイチゲ満開[/caption]
アズマギク?

アズマギク?

ツガザクラ

ツガザクラ

いいな、ハクサンイチゲ

いいな、ハクサンイチゲ

山頂での視界は昨日に比較しても同様に良好で暖かい
そこに昨日十勝岳から美瑛に足を延ばした単独行の男性が
現れて昨日の顛末を話してくれた。
美瑛に向かって歩き始めてすぐにガスが沸いてきて
ほとんど視界はなく風も強まったらしい。
美瑛岳を回り込んでの登山道が川の渡渉ができないほどの
状況らしく再び十勝岳方面に戻って分岐から下山したとのこと。
同行しなくて良かったと思ったことと岩だらけの山であった旨の
話を聞いて改めて「富良野岳」にして良かったと思った。

富良野岳山頂

富良野岳山頂

コマクサ発見

コマクサ発見

下山に取り掛かるころには多くの登山客とスライドする。
我らが比較的早いスタートだったのか、
日が長い北海道ならではの時間感覚なのか、
他の山に登っていても同じような人たちとスライドしている。
お昼近くに登り始めた人たちと出会った時には
さすがに驚いたが、どうなんだろうか。

下山後は時間的にお昼過ぎていたが
吹上温泉の露天風呂(無料・混浴)で汗を流し
富良野市街地に降りてから北海道に来て初めての外食をする。
そこで本日の野営地情報を収集してみたら。
近場のキャンプ場が目についた。
富良野市が管理する「山部・太陽の里」目指して移動
これがまた立派な広い野営場に>たどり着いて
日の高いうちにテント設営、今朝の朝露に濡れたシートなどを
広げて乾かしたりして宴会時間を待った。

北の国から(4)

さて翌日は曇りから雨になる予定で
小生は右足親指の件もあるので休養日として
S太郎氏が登りたいと云っていた「旭岳」に向かう。
スマホで調べたら6時半にはケーブルが運行しているとの事で
やや陽が射し込み始めた駐車スペースで彼を見送って
湧駒荘で温泉でも入ろうかと思ったら外来者は正午すぎと
云う事なので一度下界に戻ってからドラッグストアを探して
爪切りを購入することにした。
昨日に靴下を脱いでみたら指先の状態は最悪で爪が死にかけていた、
爪切りで先端と角の部分を切り落として浸みだしてきている体液を
全て除去して何とか痛みを取らねばならない。
S太郎氏との下山予定時間は14時頃だが雨が降り出したから
公園の東屋で昼食を食べてケーブル麓駅の駐車場に戻った。
下山してきた氏曰く、ガスと強風で視界はなかった。
吹き出す蒸気だけが見えたと・・・
予定では「旭岳休暇村」のテントサイトで天幕宿泊予定であったが
この雨ではテントを張る気力が無いわけで
当初宿泊予定の十勝岳温泉の白銀荘(素泊り)に電話して
空き状況を聞いたら、本日は満室、さらに美瑛岳の登山口付近にある
「自然の村キャンプ場」に電話したらキャビンが空いているとの回答を得て
まずはそこに向かうことにしてビールやら食料を仕入れる。
再度、明日の白銀荘予約状況を電話で確認、なんとか潜り込んでしまった。

車横付けのキャビン

車横付けのキャビン

ベットが2つ、その上に シュラフ

ベットが2つ、その上に
シュラフ

小雨が降る中、テラスで宴会

小雨が降る中、テラスで宴会

タケノコは茹でてサラダ感覚で

タケノコは茹でてサラダ感覚で

1泊5400円のキャビンはシーズン前のせいか
我らの他に誰も利用者が居ないらしく水場とトイレに近い
絶好の場所に案内された、車も横付けできる。
一棟4人利用が可能なソファーとベット2つ、さらに
ロフトがある家族や友人たちが避暑を味わうにはベストなものだろう。
我々のような「身の丈にあった」宿泊をする輩には
かなり贅沢な建物、環境であった。
さて、ここでもテラスのテーブルで宴会を開始した。
時間がたっぷりあるのでタケノコを茹でてサラダ代わりに
むしゃむしゃ食べる。

翌日は雨の予報が出ていたので終日富良野界隈を観光としていたので
ゆっくりと飲んでみたが就寝時間は同じようなもので
朝は多少のんびりしたものの9時前には山を下った。
美瑛のフラワーガーデンも中富良野のラベンダー公園も
まだ花が咲いておらず観光バスだけが吸い込まれてゆく。
下界はなんとなく陽が射し込んでいるが山の方はガスの中、
観光と云っても二人とも全く興味がないので
翌日登る「十勝岳」登山口のある「望岳台」まで視察にゆき
正午前に「白銀荘」にチェックイン、部屋は蚕棚の相部屋。
これで一人2600円だから安いと云えば安く、
宿泊客ほとんどが登山客で長期滞在の常連客も居た。

ひと風呂あびて昼間からミニ宴会、
まあ、自分ながらよく飲む北海道遠征だ。
まともな食事をしないのにビールやつまみだけは欠かさない。
S太郎氏は相変わらず早めに沈殿、
小生は夕方に再度温泉に入ってから少々食べて就寝。

火山礫のアプローチを終えて山頂が見えてきた

火山礫のアプローチを終えて山頂が見えてきた

十勝岳山頂

十勝岳山頂

歩いてきた火口のへり

歩いてきた火口のへり

登山口方面

登山口方面

未明から雨音が激しい、皆3時頃から起きだしてTVの天気予報を見ている
9時までは雨が続く予報、明るくなっても小雨状況は変わらない。
それでも一応出発の用意をして早めに「望岳台」に向けて出発し
トイレを併設した立派なビジターセンターにて待機することに。
中には果敢に雨の中出発する兵もいる。
7時半、満を持して小雨の中、我らも上下雨具を着用して出発、
(ここで関西から来た単独者が同行することに)
風はたいしたことはないが気温は低く感じる。
避難小屋にて少し休憩して本格的な登りが始まって
火山独特の足もとからくずれ落ちそうな火山礫の道が続き
やがて外輪山に達すると漸く本来の目標である十勝岳が
雨が上がりガスの切れ目から見え始めた。
いつ崩れ落ちても不思議ではないような不安定な火山礫の
斜面から大きな岩が林立する急斜面を登り始めた。
突然、山頂部に至るロープが現れて数分後には山頂へ。
(このロープは噴火による切り立った崖への転落防止)
不思議なことに風は強いが陽射しが体に纏わりつくと暖かい、
富良野岳方面から縦走してきた4人の人たちが重そうなザックを
どさりと置いて寛ぎはじめ、ビジターセンターで話しかけられた
関西から来た男性単独者は彼らに付いて美瑛岳を回り込むとの
話をしてて誘われたが、小生は自分の足の様子と当初から想定できた
長時間の歩行を強いることができなかったのでお断りする。

3時間を切った登りの調子を維持するために
休憩もほどほどにして山頂を去る頃には再びガスが沸いてきた。
まだ続々と登山者が登ってくるのを横目に黙々と下る。
避難小屋付近では中学生らしい団体が寛いでいた、
よく見れば山頂付近はガスに巻かれて真っ白だけども
このあたりは暖かな陽射しが当たり絶好のハイキング日和か。

白銀荘の下にあるキャンプ場にて

白銀荘の下にあるキャンプ場にて

暮れなずむ十勝岳方面

暮れなずむ十勝岳方面

今日こそ天幕を張って野営できそうだ、
白銀温泉前の立派な幕場にてテーブル近くの絶好位置に
2張りのテントを張ってまずは乾杯。
ガスが取れて噴煙が棚引く山頂部を仰ぎながら
夕食というか宴会とというか大いに楽しんだ。

北の国から(3)

ハマナス公園の名前に 恥じない花たちが咲いている

ハマナス公園の名前に
恥じない花たちが咲いている

やはり何時もと同じで3時には目覚めてしまう。
一人で湯を沸かして熱湯を注いで20分で出来上がる
アルファ米食を食べ終わる頃にS太郎氏が起きだしてきた。
彼もそそくさと食事を終えて早めに登山口に到着すべく
天幕を急いで撤収、海岸沿いの道路を北上する。
やがて「暑寒別」の山々が見え始めると道路は内陸に向かって
海辺を離れて山の懐に入ってゆく。
さらに市街地から山間部に向かう林道は
途中まで立派な舗装道路だったのが
登山口直前で未舗装になった。
しかし突然現れた大きな山小屋に驚く、
町が管理する利用料無料のログハウスとその前に広がる
舗装された大きな駐車場には驚きの声が出た。

大きなログハウス、これが無料の山小屋

大きなログハウス、これが無料の山小屋

数台停まっていた車の一台が出発準備をしていたのだが
なんとフェリーでの宴会を一緒した新潟出身のお二人で
目的地の「南暑寒別小屋」が道路不通で行けなかったとの話で
急きょこちらに変更し、昨日は「暑寒別岳」に登った後に
この小屋に泊まったとのこと。
山の情報収集とお互いの滞在中の無事を祈って送り出した。

小屋の裏から始まる登山道は緩い樹林帯が尾根への取り付きまで続き
晴れたせいか上昇してきた気温に汗が流れ落ちる。
途中の灌木帯には太い根曲がり竹が密集し、
育ち過ぎのタケノコが登山道にはみ出してきているのを
S太郎氏がストックで叩き折る音を背中で聞きながら
大きくなって登山道に倒れこむのを防ぐためにやっているのだと
気が付くのにやや時間がかかった。
何か所かにマイズルソウの大群落が登山道を埋め尽くす
勢いで生えているし、シラネアオイの塊が何か所にも咲いていた。

長い樹林帯歩きの後に漸く山頂部が見えた

長い樹林帯歩きの後に漸く山頂部が見えた

ハクサンチドリ

ハクサンチドリ

シラネアオイの大きな株

シラネアオイの大きな株

暑寒別の山頂部ば見え隠れする頃にようやく尾根歩きが始まった。
幾つかのピークを越えると最後の急登が待っていた。
小生はここでここで急にペースダウン、
S太郎氏に先に行ってもらって
足もとの不安定なガレ場をあえぎながら登り切ると
山頂部に至る平坦な草原が広がり所々にお花畑も見受けられる。
なんとか山頂にたどり着いてほっとした。
そこで今朝がた沸かしておいた湯を「山専ボトル」から注いで
「カップ麺」とパンを流し込んだりゆっくりと食事。
やはり晴れた山の風景は素晴らしい、
残雪がたっぷりの山々に見とれて
いつもに比べれば長めの休憩をとってしまった。
登山口の山小屋泊の計画だからのんびりと下山に取り掛かるも
昨日痛めた右足親指が下山時の体重に耐えきれずに痛い、
さらに石に登山靴の先端が当たるだけでも激痛。
それでもタケノコを採りながらなんとか歩き続けた。

山頂直下のお花畑

山頂直下のお花畑

暑寒別の山頂

暑寒別の山頂

残雪の山々が連なっている

残雪の山々が連なっている

とりあえずザックを小屋前のテーブルに放り投げて、車から
宿泊道具を運びあげる。
鍵が掛かっていると思ったが2重の扉は内側に押し開けて
やや便所臭いホールに入った。
最初は外のテーブルで宴を始めたのだが蚊に襲われて
ホールに設置された立派なテーブル席で再開。
S太郎氏の採ったタケノコをコンロで焼いてアテに
宴は盛り上がる。
水は内部の炊事場に引き込まれ実に恵まれた環境で
食器まで用意されているのには驚いた。
寝るのは2階に個室が3つほどと広間が1つ
その一つに備え付けのマットを引いて、さらに羽毛の
掛布と枕まで利用できたからシュラフは使わず・・・・・
なんとも豪華な山小屋である(それも無料)

屋内のテーブルに移動して 寛ぐ

屋内のテーブルに移動して
寛ぐ


さすが北海道、薪ストーブ完備

さすが北海道、薪ストーブ完備


屋内に水が引いてある

屋内に水が引いてある


この部屋で寝ることに

この部屋で寝ることに

北の国から(2)

「羊蹄山」は北海道入りをする「小樽」からほど近く
朝の4時に入港するので、そのまま麓まで走って
当日のうちに登り終えることを事前に話し合っていた。
さて船内では未明の2時頃から周りがざわつき始めて
自分自身も完全に覚醒してしまったので荷物の整理を始めたが
朝食を食べるには昨夜の宴会の影響が残っていて
消化器官が受け付けてくれないので、そのまま入港、下船
結局「倶知安」に向かう途中の道の駅でパンを数個食べて済ませた。

火口の周りが羊の蹄の形だから?

火口の周りが羊の蹄の形だから?

倶知安コース(ヒラフ)の説明

倶知安コース(ヒラフ)の説明

「羊蹄山」は登山口が多くて「蝦夷富士」と呼ばれるように
コニーデ型の火山であったことからか、どの登山口からも
同じような登山コース(急登)が頂まで用意されている。
我らが選んだのは「半月湖」から登る「ニセココース」で
まさに「ニセコスキー場」の目の前のコースである。
最初はだらだらと針葉樹の林の中を歩くのだが
大木が根元から折れて倒れたのが登山道を塞いでいて
かなり歩きつらさを味わった。

のちは合目指標が30分刻みで現れたので
運動不足の体にムチ打って汗を絞りながら登る。
7合目付近から森林限界を超えて花が現れてきた。
外輪山に到達するとガスと風が強くて寒くて羽毛を羽織る。
全く視界もなく、山頂に至る外輪山をトボトボと歩き、
三角点のある場所を山頂として引き返した。
外輪山から少し下れば風も当たらない場所もあるので
そこでブランチを食べてから速攻で下山したのだが
途中で右足の親指に異変が起きていたのを過誤してしまった。
あまり気にせずにその右足先端部を庇いながら歩き続けたのが
後々に大変なことになる。

エゾのが何とも麗しい

エゾノツガザクラが何とも麗しい

ウコンウツギ(内地のタニウツギとはずいぶん違う)

ウコンウツギ(内地のタニウツギとはずいぶん違う)

シラネアオイも咲いていた

シラネアオイも咲いていた

2時過ぎに下山し、当初テントを張る半月湖のキャンプ場が
あまりにプアな環境(水場がなかったり、トイレが故障中だったり)だったのと
翌日の予定を考えて(旭川に近い「暑寒別山」を予定していた)
なるべく「増毛町」に近い場所でテントを張るべくキャンプ場を探しながら
倶知安から中山峠を越えて「定山渓」近くのキャンプ場に立ち寄ってみたが、
一般のテント・サイトは数日来の雨でお勧めできないとの
係員の話もあって諦めて札幌市内を突っ切って石狩市に出た。
スマホやカーナビで一夜の幕場を探すために海辺の公園を探して
なんとか適宜な場所を見つけてコンビニで買った夕食のつまみを
肴にお疲れさまビールを飲んでから建屋の軒下に
テントを張らせてもらって北海道最初の夜を迎えた。

この建屋の軒下を借りた

この建屋の軒下を借りた

夕日が日本海に沈む

夕日が日本海に沈む

北の国から(1)

新日本海フェリーを利用して北海道に渡るのは
これで何回目になるだろうか・・・・・
圧倒的に夏のシーズンが多かったわけだが
真冬に渡って、当時在籍していた東京の会社の社員旅行に
小樽から参加したこともあったし、
仕事で2回ほど北海道入りをして一回はほぼ全道を走破して
とある調査活動をしたこともあった。

さて今回は前回訪問時(大力山友の会のO嶋氏と「百名山登山」への同行)
に登り残した山を登ることと、
初めて北海道に渡るS太郎氏が希望する幾つかの山に登る計画をしていた。
まずは「羊蹄山」、そして「十勝岳」、さらには
「トムラウシ山」への予定であったが
出発間際まで北海道方面の天候が不安定な様子を見せていて
天気予報を見ながらハラハラしながら出発当日を迎え
後は天候を見ながらスケジュールを変更し、
登る山を決めることにして北の国に渡った。

フェリーを利用するときの自分自身の決め事は
まず乗船後すぐにラウンジにある椅子席を確保し
ミニ宴会に突入すること(余裕があれば入浴もすます)
昨年新しくなった「アザレア」では展望風呂も新設され
さらに部屋のランクも、その様式・種類が増えている。
我らは下ノレベルから2つ目の「ツーリストB」選択し
向かい合わせのベット棚がある空間を予約してあった。

何とか海が見えるラウンジ席を確保できたのでスーパーで仕入れた
お弁当やつまみを広げて飲み始めた。
すぐ近くの席で飲んでいた2人組の連中とも懇意になり
同じ新潟県出身者であることや同年代の山屋であることも手伝って
大いに盛り上がった。
(なんと彼らは毎年1ケ月滞在して登山を続けてきているのだという)