月別アーカイブ: 2018年9月

雨上がりのキノコ調査

昨年の記録を見たり昨今の気温や雨の回数を考慮して
大収穫だった「アマンダレ」を思い出しながら
雨が上がった貴重な朝方に「下権現堂山」に
向かって車を走らせた。

駐車場にはすでに車が1台、
出発間際にさらに1台の車が駐車場に滑りこんでくる。
雨上がりの登山道は足元の草が纏わりついて
すぐにズボンの裾がびっしょりと濡れる。
途中で早くも下山してきた鉈や鋸を腰に差した
この山を整備していると思われる古老とスライド。

近年「毒茸」にされた「スギヒラタケ」

近年「毒茸」にされた「スギヒラタケ」

山道の脇に沢山あるのに 誰も採らない

山道の脇に沢山あるのに
誰も採らない

こんなのや

こんなのや

こんなのが沢山生えている

こんなのが沢山生えている

目的の場所には「アマンダレ」の姿は皆無、
登山道の脇を探しながら1週間は遅いと思われる
腐敗直前の大型のものを発見したのだが
なんとか食べられるものだけを採取。
今年は早生種の「アマンダレ」は終わったか・・・

1週間遅かった

1週間遅かった

なんとか食べられそうなものを採取

なんとか食べられそうなものを採取

ハナビラニカワダケ

ハナビラニカワダケ

帰りは草木の写真など撮りながら下る。
熊鈴は2ケ付けたがなんとかセーフ、
このところ釣師やキノコ採りが熊と遭遇して
怪我するニュースが報じられているから
この時期は緊張する。

虫の卵だと云うのだが旨そうだ

虫の卵だと云うのだが旨そうだ

キバナアサギリ

キバナアサギリ

サワフタギ

サワフタギ

ハギ

ハギ

束の間の晴れ間に

2回目の3連休中日に「大力山」の壊れた「山ポスト」を
再設置する為に出かけた。
雨に濡れてボロボロになった「山ノート」はなんとか
天日干しで読めるようにはなったが
ノートそのものは新品を用意した。
さらに新しい「山ポスト」は少し頑丈にした。

午後からの出発になったので
気温はかなり上昇し湿度がたっぷりで
あえぎながら登って壊れた「山ポスト」を解体し
新しいものを設置したものの
表札(山ポストのイラスト)が旧い板から外れないので
持参して再加工することにして下山。

今度は箱型にした。

今度は箱型にした。

台風・無残

遠征が多くて久しぶりに大力山詣でしたが
休憩舎で最初に眼にしたのが「山ポスト」が
壊れている姿である。
蓋と本体を接続する蝶番が破損して蓋が
地面に落ちているのが眼に入った。
先日の台風の風速20mを越える突風で
壊れたのだろうと推察される。
さて中身の「山ノート」はと探したのだが
かなり離れた場所に一応袋に収まった形で
見つかったもののノート自体は濡れており
開いてみたら薄っすらとカビすら発生している。

ショックであったがノートは回収して乾かすことにするものの
ポスト本体は新しく作り直すほかはない。
初代は積雪の圧力で壊れ、ノートも濡れてしまったし、
2代目は小生が作ったものの、また嵐で壊れた。
設置場所とか強度を考慮せねばならないが
しばし時間が必要だ・・・

秋雨前線に翻弄された山旅(瑞牆山・金峰山)<その2>

真夜中の1時半、テントを打つ雨音と風の音で目覚めるが
一度眼が覚めるとなかなか寝付かれずに
小康状態になったタイミングを狙ってテントを出てみたものの
結局その後も雨が治まる様子は無い。
それから、なんとかひと眠りした頃、
周りのテントでも目覚めた様子なので
今日の予定を確認したが皆明確な答えは無い。
それでも予定の6時には天気の様子を見て
出発を30分ほどずらして撤退覚悟で出発することにした。
日曜日の「金峰山」方面はなんとか晴れる予報だったのに
昨夜の雨と本日の強風・ガスには気落ちする。
小屋の横から始まる登山道は尾根を巻く様に
やや登り勾配のダラダラ登りが続いて「大日小屋」に着く。

大日小屋前の幕場

大日小屋前の幕場

無人の小屋は足元に見えた

無人の小屋は足元に見えた

ここからはやや急勾配の登りが始まって
大きな岩がゴロゴロする急斜面や
鬱蒼としたシラビソの樹林帯を歩きが続く。
なんとか尾根に出ると
そこには濃いガスと強風が吹き荒れる悪天候が待っていた。
ガスの中から現れる切れ立った岩稜帯に
その強風で煽られたらそのまま落ちてゆきそうな
恐怖感も味わいながらなんとか歩き続けて
「金峰山小屋」との分岐を過ぎれば山頂は近い。

尾根に出た場所にある「砂払いの頭」

尾根に出た場所にある「砂払いの頭」

岩の要塞

岩の要塞

山頂付近では風の当たらぬ場所で休憩している
先行グループが何組も居たのだが
我らは長居は無用ということで早々に山頂を後にする。
下りはキノコの写真を撮ったり、シャクナゲの多さに
改めて驚いたりしながら歩いてきた。
急に目の前に青空が広がり始めて昨日登った瑞牆山方面に
陽射しが届いている風景が眼に入った。
ヨレヨレに疲れて幕場に到着後は休憩を惜しんで
テントの撤収作業を行い、帰りの時間を計算して
恒例の珈琲タイムを諦めたり、下山後の風呂を諦めたりと
山梨県はさすがに魚沼から遠いと切実に思った。

シラビソの樹林帯を下るS太郎氏

シラビソの樹林帯を下るS太郎氏

帰る頃に全容を現した瑞牆山

帰る頃に全容を現した瑞牆山

帰りの車窓から見えた瑞牆山

帰りの車窓から見えた瑞牆山

金峰山GPSロガー

金峰山GPSロガー

秋雨前線に翻弄された山旅(瑞牆山・金峰山)<その1>

当初は「涸沢滞在・穂高周回」を狙っていたのだが
数日間、雨が先行する長野県・上高地付近の予報を
いろんな山の天気予報サイトでワッチしていて
どうみても松本市から上高地付近の予報が最悪なので
断腸の思いで訪問先変更、且つ日程も1日少なくして
唯一雨雲が発生していない「山梨県」をターゲットに
「八ケ岳」「鳳凰三山」「甲斐駒・千丈」と候補が上がったが
結局、当初天候が安定している「瑞牆山」と「金峰山」に
目的地を決定して「大力山友の会」メンバー4人は
9月8日の早朝に雨の魚沼を出発した。

関越道から信越道に入って佐久から山梨県境に向かう、
高速道を降りると小海線沿いに走る事になって懐かしく
思い乍ら風景に見とれていたら
ナビが指定した農道の様な畑の中を通り抜けて、漸く
瑞牆山の麓にある「瑞牆山荘」横にある駐車場に着いた。

駐車場が満杯になることを心配しての早朝出発だったが
7割ほどの駐車率で、まあ余裕のある準備ができて納得、
ただ、魚沼を出る時の雨脚の強さが気になったが
関越トンネルを抜けて群馬県は曇り、軽井沢付近は小雨
そして甲州の外れにある「瑞牆山」の麓もパラパラきている。
一応ザックカバーだけ着けて、各自15k超の大型ザックを
背に歩き始めたが1時間の歩行なのでのんびりと歩く。

富士見平小屋前

富士見平小屋前

「富士見平小屋」の前に広がる幕場には50分ほどで到着、
前日から張ってあるのかテントが10張ほど設営してあったが
4つ張れる場所を探してすぐにテント設営開始、
大きなザックはテントの中に放り込んでサブザックで
「瑞牆山」を往復することにする。

ガスの中に瑞牆山の姿が隠れている

ガスの中に瑞牆山の姿が隠れている

こんな岩や

こんな岩や

こんな岩が点在

こんな岩が点在

一応、山頂の標柱

一応、山頂の標柱

時折青空も見えたが・・

時折青空も見えたが・・

濃いガスの中、寛ぐメンバー

濃いガスの中、寛ぐメンバー

一瞬ガスが取れた山頂からの眺め

一瞬ガスが取れた山頂からの眺め

相変わらず小雨というか霧雨というか
細かい雨が纏わりついてくるので雨具を着ての歩行になった。
視界はなく大きな岩が連続する登山道で
たまにクサリ場も現れたりで「花崗岩」でなかったら
滑りそうな天候でもあったがなんとか山頂に到着、
しばらく休憩して天候待ちとしたが一瞬ガスが取れた
だけでまた濃い霧のなかに、結局眺望はロスト。
諦めて下山にとりかかると天幕場には薄日が射しかけていた。
まだ陽が高いのだがやることが無いので
14時頃からお昼を兼ねた宴会が始まってしまい
18時頃にはすっかり出来上がってしまった。
山仲間との飲食はどんな時でも楽しい、
テントに戻ってシュラフに入ると爆睡した。

GPSロガー

GPSロガー

直前トレーニングと登山道整備

いよいよ涸沢・天幕合宿が1週間後に迫った。
小生は「岩菅山」で多少、歩いてきたが
雨の降らない休日には「大力山詣で」と思っていたし
前回登った時に連日の雨でかなり傷んだ登山道の
補修をすべしと話していたので
S氏を誘ってプラ階段を背負って出かけた。

思った以上に湿度があったのだろう
歩き始めてすぐに汗が流れだした。
途中で先行していた老夫婦に追いついて
汗だくになって「上の舟窪」に到着、
土砂が流れた部分に2ケ所、先回補修した部分に
1段追加する工事を行った。
工事途中で涸沢合宿に同行するm馬場氏も追いついて
数年前に「魚沼アルプス」登山道整備を一緒した時のように
3人で里山整備を実施したわけだ。

施工前現場

施工前現場

カケヤを使ってプラ階段を設置するm馬場氏、後ろには指導するS氏

カケヤを使ってプラ階段を設置するm馬場氏、後ろには指導するS氏

工事を終えて恒例の珈琲を飲み、果物を食べてから
「クロハゲ」まで往復すると云うm馬場氏と別れて
秋の訪れを感じ乍ら下山した。

渋温泉ステイそして岩管山

長引く「秋雨前線」停滞の影響による悪天候で
2回ほど延期した「朝日連峰縦走」を諦めて
なんとか晴れていそうな場所を探した末に
志賀高原の「岩管山」に登ることにした。
神奈川に住むS田氏を長野ICでピックアップし
志賀高原唯一の幕場がある「木戸池温泉」に向かう。
しかし「木戸池温泉ホテル」に到着してみるとどうも様子が違う・・・
玄関先に出ていたオーナーらしい人に尋ねると
ほとんど整備していない草原のテン場があるだけだと云う。
その場所を確認しに行くと今にも崩れ落ちそうな水場の小屋と
草がぼうぼうな湿地帯のような幕場が確かにあった。
相方と顔を見合わせて即座にそこで露営生活を諦めて
スマホで他の施設を検索するも「奥志賀」に露営地があるものの
けっこう遠いし、天気も心配なので下山後に泊まる予定にしていた
「の猿ホステル」に電話して急遽、今宵の宿を申し込む。

「の猿ホステル」は素泊まり宿で宿泊者は海外からの
ツーリストが多いとのネットでの情報、1泊2100円で
個室が与えられるからどんな部屋かを少々心配したが
到着してみて部屋に案内されたら驚いた、
部屋が広くて冷蔵庫・トイレ・洗面所付で大満足。
陸奥の湯治宿を経験している我らにとっては十分だ。
一箇所しかない自炊施設は確かに貧弱だったが
我らはそれなりの準備してあったので環境としてはOK。
さっそくビールを冷蔵庫に入れて
陽の高いうちからミニ宴会が始まった。

定番のアヒージョと白ワイン

定番のアヒージョと白ワイン

暮れなずむ温泉街と戸隠方面の山

暮れなずむ温泉街と戸隠方面の山並

登山の翌日は何時もと同じに4時には目覚めて
軽い朝食を食べてから6時には宿を出て再び
志賀高原へのカーブの多い峠道を走る。
当初は発哺温泉に車を停めて「東館山ゴンドラ」を使い
「寺子屋山」を経由して縦走する予定であったが
ゴンドラの運転開始が9時であることや
「一ノ瀬」からバスでも戻るにもバス運行が豊富でないので
「一ノ瀬登山口」からピストンすることにした。
「一ノ瀬スキー場」付近のホテル街には
猿の親子がたむろしていて異様な風景で
今年の春にスキーで訪問した時の
猿とのトラブルを思い出してぞっとした。

地図や案内板を見ながら1,2度迷った末に
なんとかアプローチ道路を見つけて登山口へ。
そこにはすでに2台の車が停まっていたので
登山口の案内看板を見て安心し、出発の準備をする。
樹林帯が続く湿った感じの石畳や階段が続く斜面を
進んでゆくと「一ノ瀬旅館街」からの登山道と合流、
そこからは水路に沿ったほぼ横歩きの道を歩く。
30度越えの下界を思えば水路添いの登山道は
木陰であることも手伝って涼しい空気が漂っている。
爽やかな遊歩道のようなものだからハイキングには
向いているのかもしれない。
2ケ所ほどの沢に渡された木製の可動橋を渡って
その度に尾根を越える急登があるけれども
「ノッキリ」まではさほど汗もかかずに歩けた。

この場所で1535ある登山口

この場所で1535mある登山口

一ノ瀬温泉街からの合流点

一ノ瀬温泉街からの合流点

水路と渓谷

水路と渓谷

この橋は可動式でロープで係留されていた

この橋は可動式でロープで係留されていた

ゴゼンタチバナの赤い実

ゴゼンタチバナの赤い実

朝露に濡れたリンドウ

朝露に濡れたリンドウ

ノッキリ合流点

ノッキリ合流点

ノッキリから山頂部が見える

ノッキリから山頂部が見える

「ノッキリ」では「寺子屋山」からのコースと合流する、
そして木々の梢越しに「岩管山」の山頂部が見え始めた。
ネットで取り込んだ資料だと1時間、案内板だと30分、
さてどちらが正しいのか・・・
本コースでは最大の急登と案内されていたが
足場が多少悪いものの30分もかからずに登り切った。
山頂部には薪ストーブが据えられた「避難小屋」もあって
少し先には「裏岩管山」も見えたが午後から天候が下降気味
である予報が出ていたので珈琲を淹れて軽く軽食を食べてから
下山に取り掛かる。
案の定、ノッキリからは小雨が降りだしてやや濡れたものの
無事に本格な降りの前に車に飛び込んだ。

山頂部に佇む友

山頂部に佇む友

避難小屋の内側

避難小屋の内側

スギタケモドキ

スギタケモドキ

昨日同様、市街地の大型スーパーでビールやら
食材を買ってから一度宿に戻って
「渋温泉街」に点在する外湯のひとつである
「大湯」で汗を流して本日も早めの宴会をスタートさせた。
昨日の残った「アヒージョ」と「豚ロース」のソテー
ビールの後は赤ワインを飲みほしたあたりで沈殿。

翌日は雨が降りそうなので早めに長野駅まで
S田氏を送り届けた後は地元民が通う
地場産野菜と果物が売っているマルシェにて
林檎や桃、ネクタリンなどを買ってから
一路「魚沼」を目指して走った。
ラジオのニュースでは北陸と新潟の各地で洪水の
警報が出ているほどの雨が降り続いていた。

ジオグラフィカで取ったGPSロガー

ジオグラフィカで取ったGPSロガー