東谷山から日白山周回

10日(日)に「m馬場氏」からお誘いされてR17の
湯沢から苗場スキー場に向かう途中にある
「二居トンネル」を抜けた「宿場の湯」付近から
スタートする「東谷山」から「日白山」への
周回コースを歩くことになった。
ネットの情報を見ると近年訪問者の多い山であることは
知っていたがまさか自分が歩くことになるとは・・・・

5時にm馬場氏が迎えにきてくれたので
装備の最終決定を車に乗りこむ時点でして、
ワカンとアイゼンを持参しピッケルは持たなかった。
気温は思ったよりも低くなく彼岸前とは思わない
その後、町内のS氏も同乗して「高速」で湯沢まで走るが
混雑も無く約束の30分前に駐車スペースに到着してしまった。
現地待ち合わせをしていた六日町出身の「はるりん」氏も
その後にすぐ到着、寝坊した案内人のY氏は6時半すぎに
なんとか約束した時間にやや遅刻もまあセーフかな。

「宿場の湯」の近くがスタート地点

「宿場の湯」の近くがスタート地点

三国街道の通過点でもある

三国街道の通過点でもある

スキーが盛況だった頃には商売も繁盛していたと
思われる民宿が軒並み廃業している空き屋街を横目に
旧三国街道の「二居峠」を目指して歩き始めた。
昨日は多くの人達が登ったのだろう、
かなり明確な踏み跡が付いて居るからツボ足で十分で
30分ほどでの緩い登りで峠の休憩所がある場所に到着し
小休止と各自、足元を固めた。
(小生はせっかくだから持参したアイゼンを履く)

こんな巨木が沢山ある

こんな巨木が沢山ある

前を歩くS氏、相変わらず元気だ

前を歩くS氏、相変わらず元気だ

こんな珍木も

こんな珍木も

ここからメインストリュームが始まってブナやナラの原生林を
左手に見ての尾根歩きや痩せ尾根を避けて林の中を歩く。
樹林帯の中は積雪が少なく笹原を歩く部分もあったが
凍結した踏み跡にアイゼンの爪が気持ちよく食い込んで
ずり落ちたりバランスを崩すなどのストレスなしで歩けた。
やがて森林限界を抜けると眼前には「平標山」や「谷川連峰」
振り返れば「苗場山」などが視界を遮ることなく見ることができた。

苗場山方面

苗場山方面

気持ちの良い尾根コース

気持ちの良い尾根コース

森林限界を越えなだらかな稜線

森林限界を越えなだらかな稜線

あっけなく「東谷山」の山頂に到着、
広い雪原が広がる山頂部からは目的地の「日白山」が
白い稜線の彼方に見ることができた。
幾つかのピークを雪庇を避けてトレースが刻み込まれている。
このところ運動不足で体重が増えた体を前に進めながら
呼吸を整えて歩き続けるのだが、
風も無く太陽もカンカン照りではないから長袖2枚のシャツでも
やや汗が滲んでくるほどの好条件の縦走路歩行である。

後方は苗場山方面

後方は苗場山方面

正面には平標山

正面には平標山

なだらかな稜線が続く

なだらかな稜線が続く

先行していたS氏にスコップを委ねて休憩場所作成依頼、
m馬場氏やY氏の2本のスコップも加わってみるみる
5人掛けの長い雪のイスと食台が出来上がった。
m馬場氏と「はるりん氏」はザックから缶ビールを取り出して
ぐびぐびやり始め、小生は久しぶりに「山専サーモス」から
熱湯をカップ麺に注いでオニギリを齧り付く・・・
穏やかな山頂でのひと時・・・

平標山が迫ってくる

平標山が迫ってくる

苗場山も輝いている

苗場山も輝いている

パノラマ1

パノラマ1

パノラマ2

パノラマ2

遠くには魚沼の里山からハナコサン(駒は見えず)、
巻機、大源太、蓬峠、武能、茂倉など
魚沼から県境に連なる山並が見渡せる。
眼前には「平標山」が両手を広げて「おいでよ」と誘っているし
その向こうにも仙ノ倉、万太郎など谷川連峰が連なっている。
やがて予報どおり群馬側から曇ってきたので
予定よりも早いけれども下山の用意を始める。

天候が悪くなる前の前兆

天候が悪くなる前の前兆


鞍部からドロップ

鞍部からドロップ

急斜面の終了地点

急斜面の終了地点

一度「平標山」に向かう鞍部に下って
そこから元の二居に戻る渓谷に向かってドロップする。
かなりの急な斜面であるがスキーを履いていたら
胸がワクワクしそうな斜面である。
ワカンに履き替えていたからなるべく新雪部分を
下ったほうが踵によるブレーキがかかるので
皆さんは思い思いのコース取りをして一気に下った。
最後のほうはかなり雪が腐っていて深い新雪に
足を引っ張られながら転倒する人もいたが・・・

振り返れば歩いてきたピークが

振り返れば歩いてきたピークが

やがて急斜面は終わって渓谷の反対側に渡るあたりでは
スキーのシュプールやツボ足で歩くトレースが集束されてきた。
細い作業用林道と思われるところに出ると杉の林が始まって
そこからはスタートした民宿街に向かって一気に下った。
予定よりも早く終えた「上越国境の山々を見渡すツアー」は
何事もなく帰路につくおじさんたちの笑顔が輝いていた。