粟ケ岳訪問

GW後の週末はそれぞれの予定もあって
町内の山友との山行ができないでいた。
今週は恒例の週末登山の場所をどこにするか
悩んでいたのだが数年前に雨で中止になった
「粟ケ岳」に再チャレンジすることになった。

下越から中越に向かって高速を走っていると
守門岳の手前にその姿を誇張しているのが「粟ケ岳」で
その冠雪した雄姿は守門岳に比べても素晴らしい。
近くて遠い山であり、登りたいという希望を抱いてから
30年以上も経過してしまったが漸く夢は叶った。

最後の登りがキツそう

7合目から見た山頂、最後の登りがキツそう

五百川(いもかわ)登山口から登ることにして
6時半に魚沼を出て栃尾経由で下田の八木鼻付近にある
登山口に着いた時にはすでに多くの車が駐車場に停まっていた。
登り始める頃は早くも太陽は強烈な光を降り注ぎはじめ
すでに真夏の山の様相である。

守門の二口コースにあるブナ林に匹敵する美林

守門の二口コースにあるブナ林に匹敵する美林

駐車場からはしばらく川沿いの平坦な道を歩いてから
見事なブナ林の緩やかかな登りが始まる。
真夏並みの陽光を緑のカーテンが遮って
柔らかなブナの若葉は汗ばむ我らを優しく包み込む。
6合目で尾根に出てからは森林限界を越えて
灌木が繁る尾根を行くと7合目からは本格的な急登になる。

この花は?

この花は?

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今や盛りの

今や盛りのタムシバ

この雪ももうすぐ融ける

この雪ももうすぐ融ける

牛の背あたりにはまだ残雪が残っていて涼しい、
厳冬期にはすごいナイフリッジになりそうな
狭い岩稜を駆け抜けた。
8合目から山頂まではかなりの急登を強いられるが
暑さと日頃の運動不足が祟ってヘロヘロになった。
それでもなんとか3時間以内に山頂に到着。
山頂部には10人ほどの人達が寛いでいて
S氏と小生は遥か遠くに豊富な雪を湛えた
「飯豊連峰」を遠くに見える位置に陣取った。
強い風が汗ばんだ体に寒い程であり
ウィンドヤッケを羽織って早めの昼食にする。

豊富な雪を湛えた飯豊山遠望

豊富な雪を湛えた飯豊山遠望

守門岳の雄姿

守門岳の雄姿

遥か彼方には飯豊連峰が

遥か彼方には福島の山が

振り返れば守門岳の日本海側から見る北側の多くの雪を
抱え込んだ稜線が長く続いているのが見え
左手には中越の平野部が広がっている。
恐らく生家のあった下越地区のあたりからも「粟ケ岳」が
見えたはずだからここからもあの街が見えるのかなと
ややセンチメンタルになって穀倉地帯を俯瞰してみた。

快適な登山道

快適な登山道

暑さはピークを迎え下山路とはいえ
かなりの汗を流しながらブナ林の中を
緑のエネルギーを体中に浴びつつ下降。
途中の栃尾にある日帰り温泉でさっぱりしてから
魚沼への峠を越えた。