渋温泉ステイそして岩管山

長引く「秋雨前線」停滞の影響による悪天候で
2回ほど延期した「朝日連峰縦走」を諦めて
なんとか晴れていそうな場所を探した末に
志賀高原の「岩管山」に登ることにした。
神奈川に住むS田氏を長野ICでピックアップし
志賀高原唯一の幕場がある「木戸池温泉」に向かう。
しかし「木戸池温泉ホテル」に到着してみるとどうも様子が違う・・・
玄関先に出ていたオーナーらしい人に尋ねると
ほとんど整備していない草原のテン場があるだけだと云う。
その場所を確認しに行くと今にも崩れ落ちそうな水場の小屋と
草がぼうぼうな湿地帯のような幕場が確かにあった。
相方と顔を見合わせて即座にそこで露営生活を諦めて
スマホで他の施設を検索するも「奥志賀」に露営地があるものの
けっこう遠いし、天気も心配なので下山後に泊まる予定にしていた
「の猿ホステル」に電話して急遽、今宵の宿を申し込む。

「の猿ホステル」は素泊まり宿で宿泊者は海外からの
ツーリストが多いとのネットでの情報、1泊2100円で
個室が与えられるからどんな部屋かを少々心配したが
到着してみて部屋に案内されたら驚いた、
部屋が広くて冷蔵庫・トイレ・洗面所付で大満足。
陸奥の湯治宿を経験している我らにとっては十分だ。
一箇所しかない自炊施設は確かに貧弱だったが
我らはそれなりの準備してあったので環境としてはOK。
さっそくビールを冷蔵庫に入れて
陽の高いうちからミニ宴会が始まった。

定番のアヒージョと白ワイン

定番のアヒージョと白ワイン

暮れなずむ温泉街と戸隠方面の山

暮れなずむ温泉街と戸隠方面の山並

登山の翌日は何時もと同じに4時には目覚めて
軽い朝食を食べてから6時には宿を出て再び
志賀高原へのカーブの多い峠道を走る。
当初は発哺温泉に車を停めて「東館山ゴンドラ」を使い
「寺子屋山」を経由して縦走する予定であったが
ゴンドラの運転開始が9時であることや
「一ノ瀬」からバスでも戻るにもバス運行が豊富でないので
「一ノ瀬登山口」からピストンすることにした。
「一ノ瀬スキー場」付近のホテル街には
猿の親子がたむろしていて異様な風景で
今年の春にスキーで訪問した時の
猿とのトラブルを思い出してぞっとした。

地図や案内板を見ながら1,2度迷った末に
なんとかアプローチ道路を見つけて登山口へ。
そこにはすでに2台の車が停まっていたので
登山口の案内看板を見て安心し、出発の準備をする。
樹林帯が続く湿った感じの石畳や階段が続く斜面を
進んでゆくと「一ノ瀬旅館街」からの登山道と合流、
そこからは水路に沿ったほぼ横歩きの道を歩く。
30度越えの下界を思えば水路添いの登山道は
木陰であることも手伝って涼しい空気が漂っている。
爽やかな遊歩道のようなものだからハイキングには
向いているのかもしれない。
2ケ所ほどの沢に渡された木製の可動橋を渡って
その度に尾根を越える急登があるけれども
「ノッキリ」まではさほど汗もかかずに歩けた。

この場所で1535ある登山口

この場所で1535mある登山口

一ノ瀬温泉街からの合流点

一ノ瀬温泉街からの合流点

水路と渓谷

水路と渓谷

この橋は可動式でロープで係留されていた

この橋は可動式でロープで係留されていた

ゴゼンタチバナの赤い実

ゴゼンタチバナの赤い実

朝露に濡れたリンドウ

朝露に濡れたリンドウ

ノッキリ合流点

ノッキリ合流点

ノッキリから山頂部が見える

ノッキリから山頂部が見える

「ノッキリ」では「寺子屋山」からのコースと合流する、
そして木々の梢越しに「岩管山」の山頂部が見え始めた。
ネットで取り込んだ資料だと1時間、案内板だと30分、
さてどちらが正しいのか・・・
本コースでは最大の急登と案内されていたが
足場が多少悪いものの30分もかからずに登り切った。
山頂部には薪ストーブが据えられた「避難小屋」もあって
少し先には「裏岩管山」も見えたが午後から天候が下降気味
である予報が出ていたので珈琲を淹れて軽く軽食を食べてから
下山に取り掛かる。
案の定、ノッキリからは小雨が降りだしてやや濡れたものの
無事に本格な降りの前に車に飛び込んだ。

山頂部に佇む友

山頂部に佇む友

避難小屋の内側

避難小屋の内側

スギタケモドキ

スギタケモドキ

昨日同様、市街地の大型スーパーでビールやら
食材を買ってから一度宿に戻って
「渋温泉街」に点在する外湯のひとつである
「大湯」で汗を流して本日も早めの宴会をスタートさせた。
昨日の残った「アヒージョ」と「豚ロース」のソテー
ビールの後は赤ワインを飲みほしたあたりで沈殿。

翌日は雨が降りそうなので早めに長野駅まで
S田氏を送り届けた後は地元民が通う
地場産野菜と果物が売っているマルシェにて
林檎や桃、ネクタリンなどを買ってから
一路「魚沼」を目指して走った。
ラジオのニュースでは北陸と新潟の各地で洪水の
警報が出ているほどの雨が降り続いていた。

ジオグラフィカで取ったGPSロガー

ジオグラフィカで取ったGPSロガー

須原ロッジ・3回目の塗装にチャレンジ

昨日の豪雨はすごかった。
その後急激に気温が降下して夜は羽毛布団のお世話に・・・

そして今日は窓から冷気が吹きこんできたし
青空も見えてきたので、この数日あまりの高温で
外仕事をする気力が萎えていたのだが
そろそろ体を動かさないと鈍ってしまう。

昨夕、拙宅を訪問した大工が
「そりゃ、3回塗れば紫外線対策には良いでしょう」
という意見だったので塗料も余っているし
足場も今月一杯は設置したままとのことだったので
須原に向かう事にする。

車の窓を開けて走っていたら寒いほど、
作業も涼しい中で行ったら実に快適・・・
3時間ほどで2面の塗装を終えた。
心なしか壁面の色合いが落ち着いてきた感じ。

2回目塗った後の壁面

2回目塗った後の壁面

同じ面の3回塗りの後

同じ面の3回塗りの後

3回塗りの後の西側の壁面

3回塗りの後の西側の壁面

作業が終わる頃に突然雨が降って来た。
元々、小出を出るときは青空でも
須原に来た時には守門岳方面から
黒い雲が湧いてきていたので
覚悟はしていたが丁度作業終了間際で助かった。
足場が取れて全体像が見られる時に新装なった
須原の小屋の真新しい壁面がどんな風に見えるか楽みしである。

須原改修工事、追加作業

足場が今月中設置したままとの情報で
どうしても気になっていた煙突の補修を考えた。
大工の提案で煙突全体をチェーン等で梁に吊り上げたが
今まで外壁に固定していた自在金具が腐食して
屋根に煙突が接触している。

屋根に接触している煙突

屋根に接触している煙突

この数年、雪下ろしで屋根に上がると煙突に
屋根の雪が凭れ掛かっているのが気になっていたが
何しろ屋根の先端で一番近寄りがたい部分だから
見て見ぬふりをしていたが今回、決断した次第。

これを購入

これを購入

一般の煙突に比べると「薪ストーブ」の煙突はφ200の
大口径のものなのて一般のホームセンターでは扱っていない。
口径を測ったり、レグ(支え金具)の長さなどを想定して
なんとかネットで注文した。
お盆休みで工場が休みに入る前にということでギリギリセーフ、
11日に届いたので12日の炎天下に現場に出かけた。
釘抜きハンマーやバール、インパクトドライバーそれに
2セットの「煙突自在」をバイクの荷台に突っ込んで出発。

なんとか伸ばしたレグで屋根から煙突が離れた

なんとか伸ばしたレグで屋根から煙突が離れた

この取付が難しかった

この取付が難しかった

登り慣れた足場だけれども今日は単独作業、
それも不安定な4段目の足場の端でやる作業だ。
旧い金具をバールで取り外すだけで汗だく、
唇でワッシャーを挟んで蝶ネジを締めたり
片手で体を支えてインパクトドライバーを操る。
何とか1ケ所だけ固定したけど、残りはどうするかな?
どう考えても素人が出来ない位置だ。
まずは妥協の工事を終えて灼熱のお盆前日の
魚沼路を帰途についた。

須原ロッジ改築完了

お盆前に須原の小屋の外壁張替と
諸々の改良工事が予定より早く完了した。
天気が良かったせいもあるだろうが
精力的に仕事をこなしたことの成果だと思う。
(あまりの暑さに大工さんも塗装担当の
小生と手伝いの友人たちも苦労したのだが)

手摺が入った

手摺が入った

足場の上で行う作業もだいぶ慣れて
予ねてから気になっていた煙突の補修も一部終えた。
最後にテラスの手摺を入れてそこを塗装したのが
8月8日の夕方で、これにて終了・・・

最後に手すりを塗り終える

最後に手すりを塗り終える

後半に手伝ってくれた川崎から来た山仲間のS田氏は
最後に残った玄関側の塗装をやることになり
初日は壁面を塗ってから、
翌日はテラスの組み込み工事完了を待つ間に
早朝の「大力山詣で」を行った。
前日の雨で濡れた草木がかなり邪魔になったが
朝の6時半から登り始めてガスが濃い中の
ミスト状態の歩行で涼しい行程であった。
しばらく珈琲を淹れたりフルーツを食べたり
朝の冷気に英気を養った。

ガスが取れてハナコさんも姿を見せ始めた

ガスが取れてハナコさんも姿を見せ始めた

小出市街地はまだガスの下

小出市街地はまだガスの下

さて彼は須原で飲みたいと「シャブリ」を持参、
初日は「つぶ貝」と「タコ」それに夏野菜をたっぷり入れた
「アヒージョ」を食べながらギンギンに冷えた「シャブリ」を飲む、
白ワインの頂上を極めた「シャブリ」はなかなかの味で
酸味と爽やかな切れ味が素晴らしい。

シャブリを頂く

シャブリを頂く

玉風味も冷やした

玉風味も冷やした

2重に密封されたクサヤはそれなりに臭い

2重に密封されたクサヤはそれなりに臭い

2日目はやはり彼が持参した「くさや」を焼いて
「玉風味」で味わう、「クサヤ」にはやはり日本酒か、
それに加えて家人が糸魚川で買って来た
「幻魚:ゲンギョ」なども焼いて味わった。
和洋折衷の宴会が3晩続いたのでやや消化器官は
お疲れモードである。

須原ロッジの塗装

金曜日の夜に関東圏に住むN島氏が助っ人として
須原に駆けつけてくれた。
翌土曜日、灼熱の作業環境の中、熱中症にだけは気をつけて
塗装作業を実行することにする。
まずは窓にマスキング用のビニール付テープを張り付けるが
素人にはなかなか上手く張れないけれどもなんとか終了。

不織布でできた「ツナギ」を下着の上に直接着て
作業をすることにしたが長袖のツナギはやはり暑い。
(所謂福島原発事故現場で作業者が着ているものと同等)
塗料は知り合いの業者から譲ってもらった「VATON」の
「レッドオーク」と「パイン」の半分づつの混合液を
一斗缶に作ってから端材で色確認をして作業開始。

最初は足場の上を歩くことが慣れないせいか少し緊張してしまう、
岩場の狭いリッジを歩くことに似ているかもしれないが
それも下を見ると6m下の地面が見えるあたりが嫌な感じだ。
4段目に登ると手摺のない足場はやや揺れる・・・
ポールを片手で握ったまま最高部を塗る時はさすがに緊張した。
登山用のシューズを履いていたから2cmばかりの突起に足先を
かけて一段下の足場に無理やり降りたりするようになったのは
作業開始から1時間経ってからで、
所謂「トビ職」の連中はこんな事は初歩のことなのだろうが
なんとか若い時に経験した沢登り時のように
スタンスとホールドに体重を依存して
バランスをとっていた頃を思い出した。

1回目の塗装は午前中になんとか終了して
乾くのを待ちながら「素麺」の昼食を食べてから
2回塗りの作業に突入する、
太陽が高くなって気温が一段と上昇するので
陽の当たっていない壁面から塗りだしたのだが
1回目に比べたら杉板への浸み込みが少ない分だけ
ハケの進み具合が良いように感じた。

玄関側が大工の仕事が済んでいないので塗装しなかったが
色を比べてみると何となく黄色っぽいいろになっている。
恐らく数日して紫外線に当たればもっと色が目立つのかなと思う。

微妙

左側の壁面は未塗装、色の違いは微妙

何となく黄色が目立つ、所謂パイン色

何となく黄色が目立つ、所謂パイン色

未塗装の時よりもウッディな感じがする。

未塗装の時よりもウッディな感じがする。

なんとか15時には3面を塗り終えて作業を終了し、
小出まで出て温泉施設で汗を流し、スーパーで食料を買ったりする。
そして事前に用意した調理済の料理を並べたり、枝豆を茹でたりして
久しぶりに長い付き合いのN島氏との男2人で行う宴会開始。
病み上がりの友人の援助を得て全体の8割ほどの塗装を終えることができた。
そんな彼への感謝を込めて乾杯のビールが旨かった。

工事は着実に進捗

何とか時間ができたので
月曜日から須原の小屋の改築工事に参加する。
といっても大工さんの手伝いをするわけでなく
剥がした杉板の再利用ということで細かく裁断して
薪ストーブの燃料にする作業だ。
塗料はすでに劣化して全くの杉板でしかなく、
紫外線や風雪にさらされて脂分が無くなっているので軽い。

切った板はとりあえず足場の下に投げておく

切った板はとりあえず足場の下に投げておく

一枚ずつ丸鋸で適宜な長さで裁断する、
日陰でやっても玉の汗が流れ落ちて早朝の作業でも
シャツやズボンまでがぐっしょりになるほど。
2日間で概ね切り終わったのだが明日は切った板を
束ねて積み上げる作業があり、来週からは塗装の作業がある。

道路側

道路側

田圃側

田圃側

山側

山側

30数度の炎天下での作業はつらいけど
山登りとは違う汗のかき方に自虐的な思いで
肉体をいじめているのだが、熱中症だけは留意して
水分を執り、塩飴を舐め、10時には作業を終了している。
大工さんは慣れているのか、「雨よりは良い」といい乍ら
順調に工事を進めている。脱帽・・・・

須原ロッジの改装

須原の小屋の外壁張替工事を依頼している大工さんから
確認事項の問い合わせが続いたので現地に向かった。
足場設置が終わっているのは報告されていたが
外壁の板が剥がされ終わっているのには驚いた。
(早い・・・)
早くも新たな「魚沼杉」の外壁が張りつけられていたので
テラスの薪の移動や剥がした板の処理方法などを
打ち合わせをして帰ってきた。

山側から

山側から

玄関側から、最近の足場は良く出来ている。

玄関側から、最近の足場は良く出来ている。

来週からは大工の邪魔にならぬように作業に参加する。
外壁の塗装は外注せずに自らやる予定なので
8月は忙しくなりそうだ。

酷暑の町内会・共同作業と収穫

陸奥の緊急ヘルプ作業から帰った翌日は
朝8時から町内会の共同作業で公園周りの草刈りがあった。
事前に研いだ「鉈鎌」の切れ味は良く
スパスパとカヤ等の大型の草、桑の小木を刈り取る。
調整池の内側に入ってコンクリートの脇を
刈っていたら旨そうな「なわしろイチゴ」を発見、
早速その棘のある蔓を刈り取りながら採取した。

種が気になるが甘酸っぱい「なわしろイチゴ」

種が気になるが甘酸っぱい「なわしろイチゴ」

全身汗まみれになってシャワーを浴びた後は
採ったイチゴをヨーグルトの上にトッピングして頂く、
そういえば八幡平の義兄の畑には「ルパーブ」が
2畝栽培されていて、それを使って作ったジャムを
ヨーグルトにトッピングして食べたのを思い出した。
手作りジャムや野生の果実を食べることの喜び、
渓流沿いに生育する黄色の「もみじいちご」は終わったが
これからは「桑の実」などが食べごろになる。

これぞスローフード

これぞスローフード

北海道、八幡平と涼しい環境で過ごした2週間が
別世界のようなこの数日の酷暑には体がついてゆかない。
それでも昨日は午前中に薪運びを行って
再び水を浴びたような汗まみれの作業後の
シャワーでクールダウンと旨いビールは格別だった

北の国から(更新状況)

2018年7月23日 05時45分
北の国から(5)、(6)、ヘッダーの写真を追加しました。

2018年7月22日 13時現在 
北の国から(2)、(3)、(4)の写真を追加しました。

北の国から(6)

最後の夜を天幕で過ごしたいと云ったのはS太郎氏で
結果的に快適な露営場が見つかって正解だった。
最終日は夕方5時の出港なので時間はたっぷりあるから
ひたすら一般道を走り「支笏湖」を経由して
札幌市を「石狩市」に向かった時と同じ経路で横断し
今度は小樽方面に左折し途中のスーパーにて
お土産用の干物や北海道限定ビール、
さらに船内で飲食する食材などを仕入れた。
小樽市内では観光スポットを車内で見物しただけで
あまりの観光客の多さと猥雑さに早めにフェリー乗り場へ。

富良野市営の無料キャンプ場

富良野市営の無料キャンプ場

船内で昨日のキャンプ場で知り合ったバイク小父さんと再会
またまたラウンジでの大宴会。
涼しい北海道を離れて蒸し暑い新潟に着いた時には
長い1週間の北海道遠征を懐かしくさえ思った。

*****以下GPSロガー展開MAP*******

最初の2座はヤマレコでログを取って展開、
残りの2座はジオグラフィカからGPSデータをカシミールで展開

羊蹄山GPSロガー

羊蹄山GPSロガー

暑寒別GPSロガー

暑寒別GPSロガー

十勝岳GPSロガー

十勝岳GPSロガー

富良野岳GPSロガー

富良野岳GPSロガー

*魚沼の自宅に帰宅後に急用で八幡平の義兄のところに
移動することになり写真の整理も遅れ、且つネット環境も無いので
プアーなスマホの回線経由で更新しているが
写真の追加は魚沼に帰ってからになります。