深山の山菜が届く

早朝に見慣れた車が拙宅の真横に停まり
大きな新聞紙に包んだ荷物を持って
銀山平の「湖山荘」のオーナーが訪問する。
数年前から宿のシステムやらPCの修理、
また最近はノートPCの改造などに手を貸しているので
彼とはすっかり親しくなってしまった。
(以前は引退した父上との付き合いが濃かったが)

さてその新聞紙に包まれたものは
「銀山蕗」と呼ばれる巨大な「山フキ」である。
7月1日に採取が解禁されたらしく採れたての新鮮なものを
ご持参いただいた。
荷を解くとフキ独特の芳香が部屋中に広がる。
秋田フキ(子供が傘代わりにできるほど大きい)や
北海道のラワンフキに準じるほどの大きさだ。

一本が牛蒡ほどの太さの銀山蕗

一本が細い牛蒡ほどの太さの銀山蕗

山菜はフレッシュなうちに下処理するのが基本で
すぐに大きな鍋で湯を沸かして湯がいて冷水にさらす。
数日前に下界の「山フキ」を購入してきゃらぶきを作ったばかりなので
「銀山蕗」は丸麩と煮ることにした。
冷水から上げて皮を剥くと翡翠色の柔らかな肌が旨そうだ。

あまりに沢山の量なので半分は塩漬けにした。
蕗や蕨、独活などは塩漬けし、戻して油炒めや煮物にしたほうが
旨いという人も多いのだが、まあ余ってしまったので苦肉の策。

深山では1ケ月遅れの初夏が訪れているらしい。
急峻な渓谷にはまだ多くの残雪があって
盛夏にはその雪渓を訪問するツアーがあるほど。
この数日の暑さにそこに避難したくなる気持ちだ。

本格的な夏の前に登山道整備

夏至を過ぎてから11日目に始まる「半夏生」には
例年、干溝生産森林組合が中心となって
「大力山」から「黒禿」に至る幾つかの登山道の
「刈り払い」作業が実施されるのだが今年は7月1日。
しかし登山道そのものは旧小出町時代に整備された以降は
そのほとんどが行政から見放されているのが実状である。

数年前から「大力山友の会」有志としてバッチを作り
その収益で資材を購入して登山道を整備している。
6月中旬には登山道脇から張り出してきた灌木の枝や
朝露に濡れてズボンの裾を濡らす足元の草などを刈ってみたが
29日の早朝に登ったら久しぶりの雨で勢いついたのか
根曲り竹の枝が倒れ込んでいた。
翌日にはS氏と「上の舟窪」に昨年設置したプラ階段付近に
再度、増設工事をする予定であったのし
当日はトレーニングのみで鎌を持参しておらず
草木の刈り払いは森林組合の人達に任せることにした。

ぶどうの房かと見間違う「山ウルシ」の実

ぶどうの房かと見間違う「山ウルシ」の実

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ジガバチソウ1

花2

ジガバチソウ2

小生は背負子にプラ階段の材料と「ツルハシ」を括り付け、
S氏は大きなカケヤを片手に朝日が射しこみ始めた登山道を
歩き始めたのだがすでに20度を越えている気温と
纏わりつくような湿度の高い空気に汗まみれ、
現場に到着した時には疲労困憊の状況であった。

施工前のプラ階段2器

施工前のプラ階段2器

カケヤで階段を固定するS氏

カケヤで階段を固定するS氏

施工後1

施工後1

施工後2

施工後2

雨上がりの越後三山がクッキリと浮かび上がっている

雨上がりの越後三山がクッキリと浮かび上がっている

S氏が主体となって3箇所の階段増設を終えて
休憩舎に向かって歩き始めたら数名のご婦人方が降りて来た。
常連の元気な元お嬢様連中で軽口を交わしてスライド、
シャツどころか下着やズボンまで汗で濡れた体を
休憩舎の椅子に落ち着かせてしばし吹く風に体を冷やした。
朝の8時頃に熱中症で倒れたなどという騒ぎにならぬよう
スポーツドリンクや冷えた麦茶をがぶ飲みした後に
恒例の珈琲を頂いてから下山に取り掛かる。
途中で単独の男性とスライドした後に
久しぶりに「ワイルド・グラス」氏と出会う。
情報交換を終えてさらに下って
漸く暑くて辛いボランティア活動を終える

梅雨前の里山整備の日々

ひょんなことから魚沼市の「里山整備事業」に参加している。
主なる目的は荒れている里山の「下草刈り」と灌木の伐採することで
熊や猪などが山里付近まで出没し、その隠れ場所を
無くすことであると云われている。
我らは伐採した樹木が自家消費できるメリットもあり
森林の地主の承諾を得、市の指導を受けながら
数人のグループで空いている時間を使っての林業労働を続けた。

申請書類の作成やらは小生自らが担って
山での作業は「薪割りシンジケート」の長老がリーダーになり
手分けをしてチェーンソーで灌木帯を刈り払ってゆく。
小生は早朝作業としているので6時には現場で
作業を開始して2時間ほどで帰宅するも、
朝の涼しい時間帯にも関わらずシャツが2枚、汗でぐっしょり。
まあ、健康には良い適宜な運動と思えば大いに納得する。

下草刈りはほぼ終了してその途中で切ったボイ(灌木)
は積み上げて冬の薪ストーブの燃料になる。
数年前は登山道整備で「チャドクガ」にやられた山仲間が
多く居て、今回もツバキをはじめとする照葉樹がけっこう多かったし
ウルシ系の灌木もあり、かぶれたり虫刺されも多いかなと思ったが
朝の冷気が良かったのか虫も居ないし、蛇にも出会わず、
先日、商店街を彷徨った「熊」などにも出会わずに済んだ。

aDSC_9847_stitch下草刈り後の現場

直径20cmほどのミズナラやカエデ系ボイ

直径20cmほどのミズナラやカエデ系ボイ

林道脇に切りそろえたボイを積み上げた

林道脇に切りそろえたボイを積み上げた

取りあえずは本格的な梅雨前に当初の予定の半分の作業を
終えて梅雨明けには残りの下草刈り作業、
そして雪の降る前に大きな樹木の伐採と森林作業が続く。

中学生だったと思うが夏休みの一時期に
知人が持っている奥の山でその地主である翁の主導で
杉を植林した後の急斜面の下草刈りを鎌でやる作業を
2週間ほどやった記憶がある。
長袖が必須で麦わら帽子を被り
蜂や毒蛇のリスクもあったが
朝から夕方までの連続作業を2週間ほどやった。
翁からは決して急がず丁寧に下草を刈るように
指導されて、適宜休憩を摂ったり
お昼は谷川の水を汲んできて湯を沸かして
お茶を飲んでの昼ご飯とその後の昼寝。
何しろ真夏の作業で楽しさ半分辛さ半分だった。
それ以来の林業従事だ。
真夏の野外活動は登山と同じくらいつらいものだと思う。
今までは早朝作業で済んだけれども・・・・

平標山から仙ノ倉山へ

夏の北海道遠征の打ち合わせの為に
S太郎氏へSⅯSにて連絡をしたら週末の山行に
誘われて幾つかの選択肢のなかで「平標山」を選んだ。
「大力山友の会」メンバーでの山行と考えていて
R太郎氏、S氏などにも連絡したがR太郎氏が
参加することになった。

週末の3割割引と3名の同乗ということで湯沢まで
は高速利用で楽チンアクセスにて登山口の駐車場へ。
予想通りの混雑した駐車場には出発準備中の
登山客が沢山見られた。ナンバーを見ると関東圏から
の訪問者が多いなと感じる。

鉄塔あたりから「平標山」が見えてきた

鉄塔あたりから「平標山」が見えてきた

ミツバオウレン

ミツバオウレン

「松手山コース」は取っ付きから急登で、
鉄塔までアイドリングにしてはややきつい登り。
かなり薄着で来たのに朝の冷気のなかで汗ばむが
快適な風と湿度が低いせいかシャツは濡れない。
魚沼の山では見られない花達が足元に現れ
尾根筋に出るあたりから「アズマシャクナゲ」の
群落が次から次にと現れてきた。
さらには咲き始めた「ハクサンイチゲ」にも出会う、
これから梅雨入りの頃には花の縦走路になる
「松手山」から「平標山」に至る嫋やかな山道だ。

アズマシャクナゲが咲き始めた

アズマシャクナゲが咲き始めた

まさにシャクナゲロード

まさにシャクナゲロード

振り返れば苗場山が未だ雪を湛えている

振り返れば苗場山が未だ雪を湛えている

ハクサンイチゲも咲き始めた

ハクサンイチゲも咲き始めた

3時間を少々切って「平標山」に到着した後、
給水休憩をとってから「仙ノ倉山」に向かう事にして
木階段を下りながら谷川連山の山並みに見とれる。
日当たりの良いあたりでは「ハクサンコザクラ」も咲き始め
「キジムシロ」の黄色の花が目立った。

キジムシロ

キジムシロ

ハクサンコザクラもちらほら咲き始めた

ハクサンコザクラもちらほら咲き始めた

ミネザクラと苗場山

ミネザクラと苗場山

シャクナゲと平標山

シャクナゲと平標山

「仙ノ倉山」では多くの人が寛いでおり
我らもやや早いもののここで昼食とした。
上州の山や魚沼の山々をS太郎氏が同定してくれるのを
聴きながら適宜な陽光と穏やかな薫風に
疲れた体を委ねてしばしの大休止である。

「平標山」から40分超かかった「仙ノ倉山」までの往路、
復路も同じような時間がかかるかな等と与太話しを
しながら歩くと不思議なことに40分を切った。
ここで給水してから谷川連山の眺望と別れて
小屋の屋根が見える「平標山の家」に向かって怒涛の下り。

小屋の前に出しっぱなしにしてある冷たい水を
ペットボトルに詰めたりして山中での最後の休憩、
ここからは樹林帯を下って苦手な林道歩きが待っている。
樹林帯は木漏れ日が射す中、「エゾハルゼミ」のシャワーを
体いっぱいに浴びながら標高を下げてゆく。

唐松林の林立する林道を1時間弱歩いてから
真夏の様な日射しが照り付けている駐車場に
2時頃に着いて梅雨前の県境の山を楽しんだ。

大力山から黒禿そして笠倉へピストン

関東から沢山の山男・山女が訪問した。
11日は快晴の天気で空気も乾いているが
「オビカレハ」の幼虫(毛虫)だけが悩み、
2台の車に分乗した彼らを須原のスキー場の山頂部に案内し、
歩いて下りながらワラビを採ってもらう事にして彼らを降ろすと
ドライバー役の小生とリーダーのN島氏は先に小屋に帰って
ビールを飲み始めた。
(昼間のアルコールは久しぶり・・・)

夕方には新潟市から「手打ち蕎麦」を持参した
S籐氏が到着して旨い蕎麦を食べさせて頂いた。
ほとんどの人がアルコールを召し上がらない方たちで
N島さんが持参した佐渡の日本酒「金鶴・風和」は
そのほとんどを2人で飲んだような気がする。
実に喉越しの良い常温の日本酒はスルスルと
胃袋に落ちていった。

さて翌日は当初の予定よりも30分ほど早めの行動で
パンと果物などの朝食を胃袋に詰め込んでから
大力山の駐車スペースへ向かう。
先週、調査登山にご同行頂いたR太郎氏にも
ガイド役で特別参加をお願いしてあった。
草木の名前や蝶の名前などに造詣が深い彼がいれば
鬼に金棒で歩きながら知識を習得できる。

上の舟窪・緑のトンネル付近はチゴユリ満開

上の舟窪・緑のトンネル付近はチゴユリ満開

小さいけど優雅な顔立ち

小さいけど優雅な顔立ち

出発間際にも数台の車が到着して繁盛しそうな一日、
歩きながらタケノコを探したり花を愛でたりして
毛虫に占領された休憩舎にたどり着く。
休憩もほどほどにして先の長い黒禿への歩行を開始、
雪解けの遅かったあたりでは漸く「タムシバ」が咲き始めており
芽が出始めた「コシアブラ」などを摘み乍ら
四方山話しに花を咲かせながら見晴らし台までの急登に汗を流した。

まだまだ咲き始めます

まだまだ咲き始めます

先週はあまり咲いていなかった「アズマシャクナゲ」も
今週は多少は咲き始めたり蕾が膨らんだりしている。
快適な尾根道を終えると新緑が眩いブナ林に突入、
かなり色の白い「イワウチワ」が出迎えてくれて
急なブナ林を抜けると「黒禿の頭」に到着する。
後続のメンバーを待ってから「笠倉山」に向かうことにした。

ユズリハも蕾が膨らむ

ユズリハも蕾が膨らむ

一度、林道まで下ってから、まだたっぷりと雪が残っている
林道を少し歩いて「笠倉」への登山口に向かう。
今まで期待しても出会わなかった「ムラサキヤシオ」の
淡い赤い花が房になって咲く姿に漸く出会った。
知り合いのA達氏等が切り進んだ登山道は訪問者が少ないせいか
今までの登山道に比べるとやや灌木が伸びきっているが
山頂で「駒ケ岳」の全容が目の前に現れると
予想以上に長かった「黒禿」からの苦労が報われる。

笠倉手前はムラサキヤシオが満開

笠倉手前はムラサキヤシオが満開

赤みが増したイワウチワ

赤みが増したイワウチワ

登山道の真ん中にイワナシの花が

登山道の真ん中にイワナシの花が

オオカメノキも咲き誇る

オオカメノキも咲き誇る

駒ケ岳が真正面に

駒ケ岳が真正面に

隣には八海山が

隣には八海山が

思い思いに寛いで早めの昼食を摂り始める
暑くも寒くもない絶好のひと時であった。
やや霞んだ眺望ではあるが遠くの山々までも
見渡せて皆さんに喜んで頂いた。
早めに下降を開始することにして名残惜しい
「笠倉山」を後にしてガシガシと下りに取り掛かる。
多少のアクシデント(足をツリそうになった人が居た)
があったものの午後の気温が上昇する中
無事に登山口にたどり着いた。
日帰り温泉で汗を流すメンバーと
そこから真直ぐに帰るメンバーとが分かれて
登山口での解散となった。
小生は新潟市から参加したS籐氏の車に送ってもらい
まだ昼間の暑さが残るなかで荷物を整理し
早めのお風呂に入ってから冷たいビールを流しこんだ。
これで当分は初夏の山ともお別れかな・・・

GW最終日、大力山から黒禿へ向かう

黒禿への縦走路に咲くシャクナゲが見たくて
「大力山友の会」メンバーを誘って
GW最終日の5月6日、7時出発ということで
町内S氏の車で登山口に向かうも駐車スペースには
すでに数台の車が停まっている。
連休最終日は快晴の予報が出ているせいかもしれない・・・

すでに到着済のR太郎氏も一緒に
いっそう緑が濃くなった宝泉寺からの登山道を
歩き始めるとすぐに汗ばんできて長袖を羽織ったことを反省、
秋葉神社をすぎてすぐに半袖のTシャツ1枚になった。

GW前に1本杉で見かけて心配した「オビカレハ」の
幼虫が至るところの灌木に生息域を広げていて
歩いている真上からぶらりと降下してくる。
S氏は人間の気配を感じ取って急いで降りてくるのでは
ないかと推測していた。
ザックや衣類に張り付いて移動する為なのだろうと。

八海山も残雪は少ない

八海山も残雪は少ない


途中で2組の登山客を追い抜いて休憩舎で
S氏恒例の珈琲を頂いた後に黒禿に向かう。
例年、GW過ぎまで雪が残っているあたりには
辛うじて残雪の残滓があるものの雪解けは相当早い。
それでも雪解けの遅かったあたりには遅れて咲いた
タムシバの白い花がたわわに枝を震わせている。
背の高いコシアブラは採取を逃れて大きくなっていた

背の高いコシアブラは採取を逃れて大きくなっていた

ミツバツツジは満開

ミツバツツジは満開

盛んに飛び回っていたギフチョウ

盛んに飛び回っていたギフチョウ

急登を終えて尾根道に出ると爽やかな風が
頬を撫でて少しばかり汗がひく、
「全くムラサキ・ヤシオが咲いていないね」と
R太郎氏の言葉どおり数年前に出会った花の縦走路
と比較してみても花が少ない。
「アズマシャクナゲ」の花も確認できたのは
10個ほどであっけないほどであった。

漸く見つけたシャクナゲ

漸く見つけたシャクナゲ

例年に比べると勢いがない

例年に比べると勢いがない

尾根歩きを終えると黒禿への最後の急登と
その手前にあるブナ林が出迎える。
例年ならばこのあたりもイワウチワの群生や
豊富な残雪が出迎えてくれるのだが
雪は山頂に至る窪みに少し残っているだけだった。

このブナ林が快い

このブナ林が快い

白っぽさが目立つイワウチワ

白っぽさが目立つイワウチワ

山頂には登山口から2時間半で到着した。
途中で取った珈琲タイム等を考えたら2時間弱か
まあまあのタイムだろう。
しばし腰を下ろして談笑した後に下山に取り掛かる。
数組の登山グループとスライドしたのだが
初めての人達が多かったせいか、
だいぶ質問があったけれどR太郎氏が丁寧に説明していた。

下山時にはキョロキョロと山菜眼を巡らせて
他の人が採りそこなった「コシアブラ」の新芽を
レジ袋に採りながら快調に歩く。
なんとか正午前に自宅に着いて
GWの最後を締めくくった。

春の恵みを味わう

あまりの雪解けの速さに山菜採りが間に合わない、
「ゼンマイ」には手を出さないことにして10年あまり
それでも残雪の合間に顔を出す未熟な黄色の「蕗の薹」は
数回採取して「煮浸し」と天麩羅にして食べた。

「コゴミ」はたった1回だけれども畑のような場所で
たっぷり採って天麩羅、炒め物、サラダで味わった。
「ウド」は取りあえず自宅の庭に出たものを天麩羅、
油いためで食して山のものは1回2本のみ採取。
「コシアブラ」は近くのの場所にて多めに採って
関東に住む兄に送ったり、天麩羅、胡麻和え、混ぜご飯など
で十分に楽しんだ。

「木の芽」(アケビの芽)は知人から2回にわたって
4束ほど頂き、これも贅沢な食べ方をした。
(小鉢に山盛りにして削り節をたっぷりと)
「シオデ」は自分で採取したものを一握りほど採って
お浸しで頂いたが太くてアスパラ並はまだ出会わず、
「ワラビ」は出始めのものを味噌汁の実で使ったり、
これも削り節をたっぷりかけてお浸しで食べた。

さて昨日は知人の山林の様子を見にゆく途中で
所謂「アブラコゴミ」(一本コゴミ)の群生地に出会い
食べ頃サイズのものを一握り採取、
「アブラコゴミ」はお浸しで頂いた。

近所の家の庭には2ケ所、「山椒」の木があって
1軒目の家の木は雪解けが早くてすでに新芽が出ていたので
主に断わって袋に一杯採取し柔らかいところは
佃煮、やや硬い葉は「鰊の山椒漬け」を作った。
佃煮はかなり香りが強くピリリと辛い。
山椒漬けはもうすぐ味見の時期がくるので楽しみ。

庭先のウドはすっかり大きくなってしまった

庭先のウドはすっかり大きくなってしまった

昨年植え替えだアイヌ・ネギは順調に育っている

昨年植え替えだアイヌ・ネギは順調に育っている

5年物のアイヌ・ネギは今年も花が咲きそうだ

5年物のアイヌ・ネギは今年も花が咲きそうだ

今年のGWは天候不順だけれども
その前に好天が続いたのでいろんな山菜が一斉に出てしまった。

 

残雪の駒ケ岳を登る

昨年と同時期に訪問することになった「駒ケ岳」
m馬場氏から連絡をもらって同行者を募ったが
地元参加者は3名、関東圏から2名
さらに飛び込み参加の小生の友人がスキー登山を
するつもりで参加したのだが途中撤退という
とても賑やかなGW前半の出来事であった。

シルバーラインの夜間交通止めが解除されたということで
集合時間が少々前倒しのなったものの
小生は4時には起床して準備していた。
まあ、この時期の山であれば明るくなったら出発が基本
GW中の石抱橋付近の駐車状態を懸念したが想像以下の台数で安堵する。

関東圏(沼田市から1名、埼玉1名)からの参加者はすでに
到着済で出発準備が整っていた。
急いで登山靴を履いたりして出発してゆくスキーヤーの姿など
を横目で見ていた。
同行する山スキー予定のN島氏は同時スタートができず
(これが途中撤退の原因となる)
5名のメンバーはやや硬めの残雪を踏んで出発。
(途中でアスファルトが出ている場所にて
雪解け水が凍結しているのには驚く)

出発時の後姿

出発時の後姿

前方には中の岳、左手には荒沢岳が迫る

前方には中の岳、左手には荒沢岳が迫る

荒沢岳の岩稜

荒沢岳の岩稜

「道行山」に取りつく夏道の尾根への分岐点は
熟達者である「S太郎氏」が実に適切に判断して
沢筋から入り込んで杉林の左手から直登、
すぐに夏道の雪が溶けて乾いた登山道に出会う。
本当は雪の上を歩いた方が楽そうなのだが
雪がなければしょうがない、
まだ8時前だというのに夏道を汗を絞りながら歩く。

快調に急登を続ける

快調に急登を続ける

それでも関東圏から来た2人はイワウチワの花の
撮影に興じながら疲労感など見受けられない。
小生もアズマシャクナゲの花を見つけた時には
さすがにカメラのシャッターを切り続けたのだが・・・

やや白っぽいイワウチワが

やや白っぽいイワウチワが

開き始めたシャクナゲ

開き始めたシャクナゲ

タムシバとシャクナゲのコラボ

タムシバとシャクナゲのコラボ

タムシバの背景に駒ケ岳が

タムシバの背景に駒ケ岳が

夏道が露出した尾根道が終える頃には
豊富な残雪を湛えた「道行山」のピークが現れる。
ここで単独行の女性と出会うわけだが
この女性は本当は当日我らに同行する予定だったらしいが
前日に登ってしまい「駒の小屋」に泊まって下山してきたと
「群馬の人」とのことで関東圏から来られたお二人と
知り合いで談笑を交わしていた。

長い雪原歩きが続く

長い雪原歩きが続く

山頂が近くに見え始める

山頂が近くに見え始める

さて、ここからが長い残雪の雪原歩きで
幾つものピークを越え乍ら歩かねばならない。
最初は「小倉山」のトラバースが待っており
雪がある程度腐っているというもののスリップしたら
かなりの距離を滑り落ちて怪我はしないものの
登り返しに時間がかかりそうな注意ポイント。
そこを通過すればあとは「前駒」の急斜面まで
再び緩くて長い雪原歩きが待っている。
気温も上昇し雪も水分を含んでグサグサ、
アイゼンの下でダンボが出来はじめる。

前駒の急登を登り終えて振り返るとS太郎氏が追いついてくる

前駒の急登を登り終えて振り返るとS太郎氏が追いついてくる

「前駒」急斜面の直前小休止で話し合い、
ここ以降は山頂まで「各個」のペースで登ることになり
高速歩行の若者たちはガンガン登って行った。
小生は最後尾でスタートし右足の付け根あたりの違和感を
気にしつつ歩幅を小さくして登り切った。
残りは「駒の小屋」直下の急斜面を登れば
本日の小生の到達点は終了するのだ。

小屋直下のリッジと急斜面

小屋直下のリッジと急斜面

かなりの高度感がある

かなりの高度感がある

なぜかこの「駒ケ岳」に登ると山頂まで行かずに
小屋前の休憩場所で終わる事が多くなった。
雪が溶けて露出した角材の上に腰を下ろして
山頂に向かったメンバーを見ながら昼食を摂る。
風も無く気温も低くも高くもないので
Tシャツ1枚でも十分なほどである。
長野のハケ岳の麓から来たという単独行の男性と談笑し
北アルプスや八ケ岳などの岩稜帯が連なる山と
穏やかな稜線に大量の雪を湛えた魚沼の山々の
違いなどについて、長い間異なる環境下で登ってくると
結局どちらも捨てがたい魅力があるという結論に至る。

雪稜に人影が

雪稜に人影が

各個、自由に下降

各個、自由に下降

小屋の中で休んでいたS太郎氏も出て来て山頂に向かった
メンバーの帰りを待たずに下山するかなどと話していたら
雪稜に人影が見えてガシガシと下ってくる。
我らもザックを背負ってそのまま合流して
下山に取り掛かることにした。
アイゼンを付けたままだとやや不安定だけれども
小倉山のトラバースが終わるまで着脱が面倒だし
長い下りをお疲れモードで歩き続けた。

約9時間の行程を終えて石抱橋の袂にたどり着いた時は
暑さと足の疲れにヘロヘロ状態で、
早くビールを浴びるように飲みたいと切に思った。
ご同行の皆さまお疲れさま、ありがとうございました。

季節の移ろいは光陰の如し

雪解けの速さも然ることながら
草木の成長も光陰の速度で移ろっている。
雨上がりの朝、イカリソウの花が気になって
「一本杉」に向かったのだが
1週間前の残雪はすっかり消え去っていた。

ブナの若木が眩い

ブナの若木が眩い

この地蔵さんも変わらない

この地蔵さんも変わらない

世代交代が進むブナ林

世代交代が進むブナ林

この地に移住した頃に見た勢いのある「ブナ林」も
老木は朽ちて倒れて次世代の若木が育っている
まさに人間世代の合わせ鏡だ。

開花を待つ蕾

開花を待つ蕾

相変わらず妖艶だ

相変わらず妖艶だ

白い花もなかなか

白い花もなかなか

カタクリの花は終わって結実しているし
タムシバの花もだらりと垂れ下がっている。
さて「イカリソウ」はまだ咲き始めのようだが
充分に眼を楽しまさせてくれた。

もうすぐ里山の樹木の葉を食い尽くす

もうすぐ里山の樹木の葉を食い尽くす

尾根道に出て気が付いたのだが
「オビカレハ」の幼虫が木々の枝に巣食って
盛んに活動している何とも気色の悪い光景を
観察しながら周回コースを降りて帰宅する。

この地球を取り巻く環境変化は
果たして神の仕業か、
はたまた人類という愚かな動物の為せる業か
この数年、気象をはじめとする環境変化に驚く。

久しぶりの大力山詣で

雪解けの季節が訪れてからは
他の山域に出かけてしまい
大力山にはご無沙汰していたが
「六万騎山」でカタクリの花が終わりかけていた姿を見て
これは大力山で咲き始めの花を愛でなければと思い
家人を誘って出かけた。

ブナが芽吹く

ブナが芽吹く

休憩舎付近はまだ雪がたっぷり

休憩舎付近はまだ雪がたっぷり

足元は長靴にしてまだ雪が若干残った登山道を行く、
途中で常連のご婦人とスライド、今日はお1人でした。
今日はカメラを2台持ちで撮影をしながら
登ったので疲れは感じることなく休憩舎へ。
朝方は霜が降りるほどの低温で風も冷たかったけれど
シャツが濡れるほどの汗をかいたので着替え
珈琲を淹れて休憩していると
干溝集落のT婦人が登ってきて
昨年の夏に白山にご一緒した旨の挨拶をされた。
そうか、あの植物博士のご妻女かという話で盛り上がる。

天気もなかなか良くならないので下山の準備、
数組の登山者とスライドしながら
望遠カメラに付けたエセマクロレンズで花などを
撮影しながら下った。

スプリング・エフェメラル

以降はスプリング・エフェメラルの容姿

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